2025.07.16 OWS

【#OWS】女子10kmで梶本が世界水泳選手権初の8位入賞を果たす(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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水質悪化によって女子10kmと男子10kmが同日開催となり、この日が大会初日となったOWS競技。開催が決定されたのは、当日朝。それでも風も波も強く、コンディションとしては厳しい、とてもタフなレースを強いられることとなった。

男子10kmのあと、夕方から女子10kmがスタート。
代表の蝦名愛梨は直前に目のケガによりドクターストップがかかり無念の棄権。梶本一花ひとりでの戦いとなった。

近年の高速化により序盤に引き離されると勝負にならないことを理解した上で、序盤からしっかりと先頭集団に食らいつく梶本。一時は22位まで順位を下げるも、縦長の集団の中、そして暑さのための給水による順位変動のため問題はなし。

給水の度に集団がばらつくなか、梶本は上位の集団をキープ。終盤になり上位5人が抜け出した。そこにはついていけなかったが、中盤の第2パックを維持。最終周回を10位で回った梶本は、ラストスパートでの競り合いを制して8位に浮上。2時間09分27秒8でフィニッシュし、日本にとって世界水泳選手権初となる入賞をもたらした。

男子は若手の辻森魁人、高木陸が世界に挑む。
辻森は序盤こそ集団の後方に位置していたが、レース途中からはしっかりと中盤をキープ。粘りをみせるも終盤のスピード勝負で引き離され、2時間01分47秒9の11位となった。高木は逆に序盤に上位に食らいつくが後半に失速。2時間09分18秒8の34位という結果となった。