【#競泳】森拓海が200m個人メドレーで全競技日本勢第1号の金メダル獲得(FISU ワールドユニバーシティゲームズ/ドイツ・ラインルール)
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FISU ワールドユニバーシティゲームズ夏季大会の競泳3日目。連日メダルを獲得している日本代表チームは、この日は3人の選手がメダルを手にして、さらに待望の金メダル第1号が誕生した。
金メダルを勝ち取ったのは、男子200m個人メドレーの森拓海。渡辺裕太と共に出場した決勝レースで、前半こそ4番手だったものの、平泳ぎで一気に2番手まで浮上。そして最後は好調の自由形でライバルたちを蹴散らし、1分57秒24の好タイムを叩き出す。大会新記録で優勝を果たし、今大会全競技で日本チーム金メダル第1号となった。
森の影に隠れてしまったが、渡辺も6位スタートからじりじりと追い上げていき、こちらも最後の自由形で一気にメダル圏内に入り1分58秒54で銅メダルを獲得。日本代表チームがダブル表彰台を獲得した。
さらに女子800m自由形決勝でもメダリストが誕生。スタートして快調に飛ばすのはポルトガルのSOARES MARTINS Francisca。それに竹澤瑠珂が食らいつき2番手をキープ。途中、アメリカのNIKANOROV Mila Ilinishnaが逆転しトップに立ち竹澤も順位を落とすが、500mを過ぎてから盛り返し、600m手前では2番手にまで浮上する。が、ラスト50mで猛追してきたSOARES MARTINSに逆転を許すが8分30秒95で3位を死守。見事銅メダルを勝ち取った。
青木虹光は一時8位にまで順位を下げるが、徐々に追い上げていき、最終的には8分36秒87の6位入賞を果たした。
男子200m自由形決勝は、柳本幸之介が出場。前半から積極的に攻めるも、後半疲れが出たか苦しい展開に。1分47秒99の7位入賞を果たす。
西村優雅が挑んだ男子100m背泳ぎ決勝は、後半に鋭い追い上げを見せて54秒42の6位タイという結果となった。
また、混合4×100mメドレーリレーは、予選を伊藤ななみ、大蔵礼生、北川凜生、大嶋千桜で挑み3分49秒64の3番手で決勝に進出。
その決勝は長岡愛海、大蔵、野田佑風、そして原空輝の4人で挑む。長岡は1分01秒81、大蔵は予選とほぼ変わらず1分00秒43で引き継ぐ。大きくプランを変えたここからは野田が59秒35、そして原が48秒35でそれぞれおよぎ、3分49秒69の5位入賞を果たした。
ほか準決勝種目では、男子200mバタフライは福田圭吾が1分57秒43の6位で、長岡愛海が女子100m背泳ぎで1分01秒08の8位で、男子200m平泳ぎで山口哩駈が2分11秒59の5位でそれぞれ決勝進出を果たした。
また、男子1500m自由形では、山本大地が15分20秒70の5位で、中山響が15分26秒70の8位でそれぞれ翌日の決勝へ駒を進めた。