2025.07.21 水球

【#水球】オーストラリアに敗れるも日本の強さを世界に見せつけた(世界水泳選手権2025/シンガポール)

World Aquatics HP:https://www.worldaquatics.com/competitions/4725/world-aquatics-championships-singapore-2025/results?disciplines=
OMEGA リザルトページ:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
PoseidonJapan Instagram:https://www.instagram.com/poseidonjapanwp
World Aquatics Official Photo:https://www.worldaquatics.com/photos

史上最高位を目指して突き進む女子水球日本代表。決勝トーナメント1回戦でアメリカに敗れた日本は、5〜8位決定戦へ。大事なクラスフィケイションマッチの1戦目はオーストラリア。

第1ピリオドから、どちらも全く譲らない点の奪い合いに。先制を奪ったのは日本。カウンターから有馬優美がシュートを決める。その後有馬は3連続得点を上げた。オーストラリアは先制されたものの、途中で連続得点を上げて逆転に成功。日本も食らいつくが、第1ピリオドは7対6のオーストラリア1点リードで終える。

第2ピリオドは、早々にサウスポー小林真穂がカウンターを決めて同点に。だがここからオーストラリアが3連続得点で日本を突き放しにかかる。ここで離されてなるまいと、パワープレーで小林真穂、カウンターから福田星香と攻撃を加えるが、後半にミスからチャンスを潰してしまう場面も出て、13:10の3点差で後半へ。

第3ピリオドは両者一歩も譲らず。オーストラリアがチャンスを作っても、稲場晴香がブロック。オーストラリアも負けじと日本のシュートをブロック。約5分ものラリーの末、最後は1対1のチャンスを作ったオーストラリアが14点目を奪う。日本もパワープレーから河口華子がゴールを奪い、さらにカウンターから福田が2点差に詰め寄るシュートを放つ。

2点差の場面で守りたい日本だったが、一度はブロックしたシュートをオーストラリアのじゃこビッチに押し込まれ再度3点差に広げられてしまう。ここでパワープレーのチャンスを得た日本がタイムアウト。素早いパス回しから最後は有馬がタッチシュートを決めて再び2点差に詰め寄ったところで第3ピリオド終了。

第4ピリオド。オーストラリアに16点目を奪われるも、砂邊亜衣のゴールからペナルティシュートを河口が決めて1点差に。しかし、オーストラリアも勝負どころで3連続得点を上げて追随を許さない。有馬がうまくペナルティファウルをもらって河口が16点目を決めるが、オーストラリアはここからさらに2点を追加して21点に。最後はカウンターで稲場から有馬につないで17点目のゴールを決めて終了。パリ五輪銀メダルチームを相手に21対17の4点差で大健闘の戦いを見せた。

この結果、日本は7、8位決定戦に回ることが決まり、最終戦はイタリアとの対戦となった。