2025.07.21 AS

【#AS】比嘉・佐藤のデュエットテクニカルは全力を出し切るも惜しくも4位入賞(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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チームフリールーティンでメダルを獲得して波に乗るAS日本代表チーム。この日はチームテクニカルルーティンの予選と、デュエットテクニカルの決勝が行われた。

デュエットテクニカル決勝は、予選から2日空いての決勝。感覚のズレはあったものの、午前中に行われたチームテクニカルルーティンの予選後の練習でしっかりとすりあわせてきた。

比嘉もえと佐藤友花のペアが演じるのは『アンドロイド』。ロボットが心を得て、人になっていく姿を描く。
ウォークオンから表情豊かにアンドロイドを表現し、観客の心を掴む比嘉と佐藤。比嘉の提案で「表情をもっとロボットらしくしたほうが、アピールできるんじゃないか」と、演技構成の中盤の表情を予選から変えた。その効果もあってか、予選よりも4ポイント近くアーティスティックインプレッションの得点を上げることができた。

ただ、疲れもあったか後半に入ってリクワイアドエレメント(規定要素)の出来映えの面で少しだけ点数が下げてしまう。

それでも予選よりも得点を上げて295.6240ポイントを獲得。惜しくもNAAのDOROSHKO MaiiaとGAYDAY Tatianaのペアには及ばずの4位入賞となったが、「現状の最高のできだったと思います」と宮川美哉ヘッドコーチも太鼓判を押す演技を披露した。

「もちろんスピンのズレや高さなどの課題はありますが、彼女たちはまだまだ荒削りな選手です。そのなかで、今できる最高の演技だったと思いますし、後半までよく踏ん張っていたと思います」(宮川ヘッドコーチ)

チームテクニカルルーティンの予選は、最初のアクロバティックがベースマークとなってしまったが、その後はジャッジも高評価の演技を見せ、265.7967の6位で決勝進出を果たした。