【#水球】ラスト1秒で勝ち越しゴールを奪ってアメリカに劇的勝利(FISU ワールドユニバーシティゲームズ/ドイツ・ラインルール)
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ドイツ・ラインルールでのFISU ワールドユニバーシティゲームズ夏季大会の女子水球競技は、1日の休みを挟んで予選リーグ最終戦となるアメリカ戦を迎えた。
第1ピリオドは完全にアメリカペース。先制点から4連続得点を挙げて、一気に日本を突き放す。日本は片田咲良が1点を返すもここまで。流れを変えたい第2ピリオドは、得意な点の奪い合いに持ちこみ、終盤に入るとリズムが出てきた日本が西山百花のシュートを皮切りに、北村江梨、城之下佳歩と3連続でゴールを決めて7:7の同点にした。
第3ピリオドは三田夢佳が8点目を奪って、この試合初めての勝ち越しに成功。山本はるがさらに点を加えて2点差に。アメリカは1点を返すのが精一杯で9:8の日本が1点リードで最終ピリオドへ。
最後は何ともしびれる展開が続く。アメリカが同点にすると、日本が突き放す。今度はアメリカが勝負どころで2連続得点を奪って勝ち越されてしまう。日本も返す刀で2連続得点で再度勝ち越し。獲っては獲られ、獲られては獲っての試合は、残り30秒で12対12の同点に。このまま2戦連続ペナルティシュート戦かと思われたが、一瞬の隙をついて日本の北村がセンターからストレートでアメリカゴールを撃ち抜いて勝ち越し。試合時間残り1秒での逆転劇に会場が大いに盛り上がった。
これで日本は2勝1敗としてグループリーグを突破。次戦はドイツとの準々決勝となった。