2025.07.21 競泳

【#競泳】女子200m平泳ぎで楠田と小畠がワンツーフィニッシュを達成(FISU ワールドユニバーシティゲームズ/ドイツ・ラインルール)

FISU World University Games Summer HP:https://rhineruhr2025.com/en
FISU TV:https://www.fisu.tv/rhine-ruhr-2025-fisu-games-summer-replays

この日は金メダルを含めてメダルが4つも誕生した。

青木虹光が5番手で進んだ女子1500m自由形の決勝は、スタートから勝負に出る。早々50mでトップを奪うと、700mまで周囲を抑えて1位をキープ。このまま逃げ切りたいところではあったが、800mでアメリカ勢ふたりが青木を捉えて逆転。ただ、青木もここから粘りを見せて、最後まで力を振り絞って泳ぎ続ける。最後は4秒差を付けられたものの、16分19秒81で3位を守りきり銅メダルを獲得した。

準決勝で楠田夢乃がトップ通過を果たしていた女子200m平泳ぎ。その楠田は、スタートから他を寄せつけない強さを見せる。100mを1分10秒33のトップで折り返すと、そのまま1位を維持したままラストスパート。後半も危なげないレース運びを見せ、2分26秒15で優勝を果たした。

そして2位には、ラスト50mのスパートで一気に3人を抜き去った小畠優々美が逆転で入り、見事銀メダルを獲得して日本のワンツーフィニッシュを実現させた。小畠の記録は2分28秒17であった。

そして混合4×100mフリーリレーでもうひとつのメダルを獲得。予選は柳本幸之介、渡辺裕太、大嶋千桜、溝口歩優の4人で3分30秒51の2番手で決勝進出を決める。その決勝は、森拓海、原空輝、溝口歩優、鈴木莉緒と3人オーダーを入れ替えて臨む。

森は1泳で48秒84の2位で引き継ぐと、原が48秒13で続く。ここからは女子2人で耐える展開。溝口は55秒27でそのまま2位をキープ。アンカーの鈴木は54秒62で、後ろから追いかけてくる南アフリカを振り切り、3分26秒86でフィニッシュ。アメリカに次ぐ2位で銀メダルを獲得した。

ほか準決勝種目は、男子50m平泳ぎは大蔵礼生が27秒42のメダルが狙える2位で、女子200m個人メドレーは佐藤莉央が2分14秒71の8位でそれぞれ決勝に進出。

女子50m背泳ぎの長岡愛海は29秒04の12位、女子200m自由形は長尾佳音が2分00秒52で11位、弘中花音は2分01秒83の16位、男子100mバタフライの北川凜生は53秒16の15位という結果だった。