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第1回アスリート委員会主催 Instagram Liveを開催
執筆者:アスリート委員会
2月28日19時より、第1回アスリート委員会主催Instagram Liveが開催された。テーマは「大事な試合にピークを合わせる方法」。
ゲストに松下知之選手、松田丈志アスリート委員長を迎え、ファシリテーターは高橋美帆委員が務めた。トップアスリート自らが経験を語る貴重な機会となり、約50分間に渡って実践的なトークが展開された。
開催時期は第101回日本選手権水泳競技大会 競泳競技の3週間前という極めて重要なタイミング。本番へ向けてコンディションを高めていく最終局面に当たるこの時期だからこそ、ピーキングの考え方やメンタルの整え方について、リアルで具体的な言葉が語られた。
調整期に何を意識し、どのように不安と向き合うのか。日々の積み重ねをどのように本番につなげるのか。現役トップ選手ならではの視点が共有された。
当日の最大同時接続は約200人。コメントは50件を超え、最後まで離脱の少ない高い視聴維持率となった。視聴者はジュニアスイマーや保護者が中心であったが、他競技のアスリートの参加も見られ、競技の枠を超えた関心の広がりがうかがえた。質問内容も技術面、栄養面、メンタル面、保護者の関わり方など多岐にわたり、双方向性の高いLiveとなった。
松下選手は、不安に打ち勝つために最も大切なこととして「悔いが残らないように練習を積むこと」を挙げた。特別なことをするのではなく、やるべきことをやり切る。その積み重ねこそが自信の源になるという。
「自分はやり切った」と胸を張って言える状態をつくれるかどうかが重要であり、それがレース前の覚悟を決めてくれると語った。
さらに、試合当日のアップについても具体的に紹介された。単に身体を温めるだけでなく、レースを想定した動きの確認を丁寧にチェックすることを大切にしていると、松下選手は言う。また、アップ中や待機時間に周囲とコミュニケーションを取ることでリフレッシュを図り、過度に入り込みすぎないよう意識していることも明かされた。緊張を否定するのではなく、準備を信じて受け入れる姿勢が印象的だった。
ピークは偶然訪れるものではなく、日々の練習の質、最終局面での確認作業、そして自分自身との対話の積み重ねによって作られるものであることがあらためて示された時間となった。
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