競泳は大会記録が2誕生 水球は全区分で予選が終了[第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会]
スタートリスト&リザルト(競泳):http://swim.seiko.co.jp/2023/S70601/index.htm
スタートリスト&リザルト(飛込):http://swim.seiko.co.jp/diving/2023/05/jp/index.html
スタートリスト&リザルト(水球):https://aquatics.or.jp/fwp/tournament/35140/
[競泳]3日目
大会3日目からは、13歳以上区分のレースが本格的にスタート。
この日誕生した新記録は2。
世界短水路水泳選手権等、国際大会の経験も積んでいる山本千晶(ダンロップSC/日大藤沢)が、15〜16歳区分女子200m背泳ぎで2分11秒58の大会新記録を樹立。CS区分よりも速いタイムを叩き出しての優勝を果たした。

もうひとつは、今大会オーストラリアから参戦しているアスクィス・パイパー(AUS)が、15〜16歳区分女子200m自由形決勝で2分00秒51をマークして大会記録を更新して1位でフィニッシュした。

CS区分女子800m自由形は、高校生たちを抑え、全国中学でMVPを獲得した中学2年生の谷本美乃(初芝SS)が8分41秒13で接戦を制して優勝を果たす。

同区分男子1500m自由形は、インターハイでも優勝を果たした今福和志(枚方SS/四條畷学園)が、世界水泳選手権OWS代表の辻森魁人(須磨学園)を抑え、15分19秒17で優勝。安定してハイレベルな記録をマークする強さを見せた。

13〜14歳区分女子200m自由形は、前半から積極的なレースを見せた油井美波(スウィン大教)が大会記録にあと0秒18にまで迫る、2分01秒28で優勝を果たす。

また、同区分男子200m自由形は小島夢貴(イトマン東伏見)が1分51秒89と、こちらも大会記録にあとわずかの好記録で優勝を飾った。

[飛込]3日目
大阪府・Asue大阪プールで行われている飛込競技の3日目は、14〜15歳区分男子高飛込と16〜18歳区分女子3m飛板飛込、そして12〜13歳区分女子1m飛板飛込と、12〜18歳区分男女の3mシンクロの決勝が行われた。
12〜13歳区分女子1m飛板飛込は、初日の高飛込を制した千葉優奈(郡山DC)が優勝。1ラウンド目の401Cでは11位スタートだったが、その後尻上がりに演技のキレを取り戻していき、トータル277.80ポイントを獲得し、今大会2冠を達成した。
14〜15歳区分男子高飛込は、予選トップの石沢遥斗(長岡DC)が、決勝の自由選択飛4ラウンドの得点は153.65ポイントのオーバルランキングも6番手と思うような伸びはなかったものの、それでも予選の制限選択飛で獲得した得点差で逃げ切り、322.85ポイントで優勝を果たす。
決勝での最高得点は、猿田煌大(東京SC)がマークした、188.95であった。
16〜18歳区分女子3m飛板飛込では、予選は佐々木音華(米子DC)がトップ。制限選択飛5ラウンドの合計も194.55のトップの得点をマーク。
その決勝、1ラウンド目までは佐々木も好調だったが、2ラウンド目から決勝オーバルランキングでトップに立ったのは、乗松飛羽(群馬DC)。3ラウンド目、4ラウンド目も安定した演技を見せ217.55を獲得。予選の制限選択飛との合計を395.40として逆転優勝を飾った。
男子3mシンクロでは、2ラウンド目から片岡三亮(ルネサンス豊田高校)、坂田力毅(富山国際大附属)ペアがトップを走る。わずか5ポイント差で追いかける石沢海斗、石沢遥斗(長岡DC)の兄弟ペアは、最終ラウンドの107Bで58.59をマークして逆転。わずか0.36差で勝利をもぎとった。片岡、坂田ペアは惜しくも敗れたが、250.23ポイントを獲得する安定した演技を披露してくれた。
女子3mシンクロは、高知SCの栁川小夏、嶋﨑菜乃のペアが1ラウンド目からトップに立ち、そのまま一度も他ペアにその席を譲ることなく優勝。得点も唯一200ポイントを超える、215.16をマークした。
[水球]3日目
京都府・京都アクアリーナで行われている水球競技の3日目。
A区分(12歳以下男女)24試合、B区分(15歳以下男子)は12試合、
C区分(15歳以下女子)とE区分(18歳以下女子)はそれぞれ8試合ずつ行われ、この日ですべての区分において予選が終了。大会4日目からいよいよ決勝トーナメントが各区分でスタートする。