2025.07.16 水球

【#水球】男子日本代表が最終ピリオドでオーストラリアに逆転してグループリーグ通過(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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グループリーグ突破を懸けた男子水球の最終戦で戦うのはオーストラリア。ここ数年の勝敗は五分。オーストラリアもグループリーグ突破を懸けて並々ならぬ思いで日本戦に臨む。

第1ピリオド、それぞれ1点を奪った後、オーストラリアが連続得点で日本を突き放すも、すぐさま伊達清武、新田一景が続いて得点を挙げて3対3の同点に。

第2ピリオドに入っても、激しい攻防は続く。開始から3分近くのラリーの末、荻原大地が勝ち越しの4点目を奪う。その後もまさに一進一退の攻防が続くが、第2ピリオド残り30秒で退水ファウルのチャンスを荒木健太がものにして勝ち越し。5対6の1点リードを持って後半へ。

そのままの勢いで突っ走りたい日本だったが、第3ピリオドはオーストラリアのターン。日本のミスもあり、攻めあぐねているなか、数少ないチャンスをものにしたオーストラリアが2点を追加して逆転に成功。その後はまさに力が拮抗した戦いが続き、どちらも得点を奪えず。

7対6のオーストラリアリードで迎えた最終ピリオド。リードされると苦しい戦いになることが多い日本だが、第4ピリオド開始早々から猛攻を加える。得点にはならなかったが高田充、鈴木透生がオーストラリアゴールを脅かす。そしてキャプテン稲場悠介が値千金の同点ゴールを奪う。さらに伊達が追加点で勝ち越しに成功。

だが、オーストラリアも粘る。奪われても、すぐさまリカバリー。残り時間3分で10対10の同点に。ここから1分で稲場が勝ち越し、さらに鈴木の追加点で2点差まで持って行く。オーストラリアは残り1分で1点差に詰め寄るゴールを決める。

最後、日本の高田がシュートを放つもセーブされてしまう。残り40秒でオーストラリアはタイムアウト。最後の攻撃にすべてを懸けてきた。シュートをはなたれるもそれをしっかりと守り切った。逆転につぐ逆転の激しい攻防を制したのは、日本だった。

結果、その日本が11対12でグループリーグ3位で通過し、クロスオーバーゲーム進出を決めた。