【#AS】京都踏水会の石見が日本選手権に続いてソロTRを制覇(日本アーティスティックスイミングチャレンジカップ2025)
大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/51275/
SEIKO リザルト:https://swim.seiko.co.jp/artistic/2025/02/jp/index.html
日本アーティスティックスイミングチャレンジカップ2025が宮城県・セントラルスポーツ宮城G21プールで、8月8日で開幕を迎えた。
若手の選手たちを中心に競われるこの大会は次世代の選手にとっての登竜門となる。
大会の開催に先立ち、地元小学生チームのファーストスイムが行われました。宮城ASCのミックスデュエットと、福島県のFSラペッシュのチームがかわいらしい演技を披露してくれた。



初日は男女のソロテクニカルルーティン、デュエットテクニカルルーティン、そしてアクロバティックルーティンの4種目が行われた。
女子ソロテクニカルルーティンでは、日本選手権のソロを制した石見菊乃(京都踏水会)が今大会でも高い技術力を見せつけるような演技を披露。「草原」をテーマにした雄大な演技でエレメントで142.3700の最高得点をマーク。アーティスティックインプレッションこそ「デーモン」を演じた島田綾乃(みえA.S.C)に遅れを取ったものの、それでも95.1000の高得点をマークして237.4700で優勝を飾った。

男子のソロテクニカルルーティンには5人の選手が出場。そのなかで一人抜けた演技を見せたのが、ジョイフルアスレティッククラブの佐藤陽太郎である。「黒雲」というダークな雰囲気を見事に演じながらも一つひとつ丁寧なエレメントを見せ、222.5850ポイントで優勝を果たす。

デュエットテクニカルルーティンでは、ソロを制した石見と坂本菜々美がペアを組んだ京都踏水会が、高難度の技をきっちりとこなし、エレメントで158.2941の高得点を獲得。技術力の高さを武器に264.1941で優勝。2位は坂本・石見ペアとは反対に、芸術点の高いみえA.S.Cの島田、種田なつはペアが264.0792で続く。アーティスティックインプレッションは坂本・石見ペアに4ポイント近くの差を付けたものの、エレメントでの得点差でトップに届かなかった。

アクロバティックルーティンは、日本選手権でも見せた「ゴースト」をテーマに、高い演技力、技術力を見せた国士舘ASクラブが164.9551で優勝。京都踏水会が161.9351で続き、井村アーティスティックスイミングクラブが149.9151の3位となった。
