2026.04.20

合宿報告

第9回全国学生選抜合同合宿報告

執筆者:学生委員会副委員長 松波勝

第9回全国学生選抜合同合宿が2026年2月17日(火)〜20日(金)の4日間、滋賀県草津市にあるインフロニア草津アクアティクスセンターで8年ぶりに開催された。

本合宿は、全国から選抜された大学生選手が集い、コーチ、トレーナーから競技力向上のためのトレーニングやコンディショニングなどの情報交換と、互いの親睦を図ることを主たる目的としている。2004年から始まり、以来2年に1度、9月に開催されてきた。

これまでも日本代表選手として活躍した選手を本合宿参加者から輩出しており、参加したコーチが日本代表ヘッドコーチに就任するなど、学生水泳のレベルの底上げおよび指導者育成の一翼を担っている。

今回、8年ぶりに合宿を開催するにあたり、支部関係者で開催地や時期などについて十分に検討を行い、これまでの9月開催を2月に変更した。2月という強化において重要な時期ではあったが、選手75人、マネージャー6人が全国から参加した。また、各大学のコーチ、トレーナー、ドクターにスタッフとしてご協力をいただいた。

実施後のアンケートでは、参加した98.8%の選手・マネージャーが合宿に対して満足していた。開催時期について「適切」との回答が100%であり、時期的な問題はなかったと考えられる。今回は実施期間を1日短くしたが、約70%が「ちょうど良い」と回答し、開催場所についても97.4%が高く評価していた。さらに、合宿のプログラムに対して好意的に評価する声が多く見られた。

スケジュールや食事の面などで課題は残ったが、合宿直後の大会では自己記録を更新する選手が多数出るなど合宿の目的が達成され、開催して非常に良かったと感じる。

今回の合宿を通して、あらためて学生選抜合同合宿の意義を感じることができた。今後、大学水泳の普及・発展、そして競技レベルの底上げに寄与する合宿になるためには、最上位層の選手のみならずA決勝、B決勝を狙う中間層の選手を対象とした選考も検討する必要があると考える。そして、若手指導者を育成する機会の可能性も感じられた。

最後になるが、本合宿の計画段階からご尽力いただいた妹尾章孝中国四国支部長をはじめ、ご協力いただいたコーチ、トレーナー、ドクター、シャペロン、支部役員、そしてインフロニア草津アクアティクスセンターの関係者の方々に感謝申し上げる。

<参加スタッフ>
団長:松波勝(学生副委員長)
ヘッドコーチ:山本晴基(近畿大学)
コーチ(支部順):荻原謙太(神奈川大学)、坂口結子(日本福祉大学)、奈良梨央(新潟医療福祉大学)、浜上洋平(大阪体育大学)、金川悠太(福岡大学)
トレーナー:西村亮馬(Adjust)、毛利早希(明和病院)
ドクター:鳥塚之嘉(武庫川女子大学)
総務:妹尾章孝(中国四国支部長)
支部役員:樋口浩三(学生副委員長・関西支部長)、酒井宏昌(中部支部長)、石田伸彦(北部支部長)、田場昭一郎(九州支部長)、田嶋恭江(関西副支部長)、丹羽 正(中部副支部長)、和田匡史(関東副支部長)
シャペロン:小林龍生(日本大学)、山﨑彩花(武庫川女子大学)

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