REPORT
【AS】11年ぶり出場のJAPANが6種目を制覇(第102回日本選手権水泳競技大会 AS競技 3日目)
大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57634/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/artistic/
LIVE:https://www.youtube.com/@JAQUA1924
水中美の競演となった、第102回日本選手権水泳競技大会 AS競技の最終日。この日は、女子デュエット、ミックスデュエットのフリールーティンと、チームのフリールーティンが行われた。
女子デュエットフリールーティンでは、初日のテクニカルルーティンを制した比嘉もえ・佐藤友花のJAPANペアが登場。トータル難易度(DD)が64.40というかなり高い数値のルーティンを構成。『共生〜Symbiosis〜』という、異なるふたりが出会い、互いに影響を与えながら進化していく様子を描くテーマを演じた。アーティスティックインプレッションは高い評価があったものの、エレメントでは5つ目のハイブリッドでベースマーク判定を受ける結果に。それでも合計得点を287.3713として優勝を飾った。
「5月のWorld Cup北京大会から振り付けを変えていないなかでベースマークになってしまったので、もう一度技術を磨き、練習し直していきたい」(佐藤)
「いつも通りの演技をしよう、とふたりで話し合っていきました。正直、ベースマークは悔しいんですが、どこから見ても正確な技に見えるように練習し直します」(比嘉)
2位に入ったのは、『Octopus:RE_deep』をテーマにした金沢SC小立野の奈良しえり・延武久遠のペア。ベースマークなしで泳ぎ切り、251.4461を獲得した。3位は248.1755の小山采花・田辺珠鈴(井村ASC)。日本代表で活躍した京極おきなコーチのもと『カンフー』をテーマに、テンポの良い演技を見せた。
ミックスデュエットフリールーティンを制したのは、西垣奈那江・横山正ペア(YT ASC)。普段は東京と大阪でトレーニング拠点が離れているなかで、力強く、それぞれの持ち味を生かして全力で『Let's go』を泳ぎ切り、高いエレメント得点を獲得したことで186.5242ポイントで優勝を飾った。
2位の国士舘ASCの前田碧泉・井出清士郎ペアと3位の近藤ソフィア・古内廉万ペア(ザ、クラブ ピア・88)は、西垣・横山ペアよりもアーティスティックインプレッションで高い得点をマーク。高い表現力を生かした演技で、前田・井出ペアが181.3275、近藤・古内ペアが179.4908ポイントを獲得した。
チームフリールーティンでは、JAPANが背中には魂を背負い、『武士道』をテーマに力強い演技を見せる。力強く、鋭くキレのある脚技にダイナミックなアクロバティック。「まとまって泳げていた感覚はあった」と佐藤。ベースマーク判定はなく、267.2258ポイントで優勝を果たし、JAPANは今大会3つのチーム種目すべてを制した。
「プログラムは継続していますが、昨年に比べて内容はだいぶ難しくなっていますし、リフトもパワーアップしていると思うので、日本が少しずつ変わってきているというところを見せられたんじゃないかと思います」(比嘉)
2位に入ったのは、220.0467ポイントを獲得した井村ASC A。3位にはアテナアクアメイツAが211.0751で続く結果となった。
すべての競技が終わったあとは、アーティスティックスイミングならではの『GALA』。全員が競技・競争から解き放たれて、ただただ演じること、泳ぐことを楽しむ時間。厳しい練習と試合があるから、エキシビションも楽しむことができる。選手たちは全力で自らが取り組む“アーティスティックスイミング”の魅力を全身で味わっていた。
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