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第102回日本選手権水泳競技大会において「WHPアウトリーチ活動」を開催
執筆者:アスリート委員会・医事委員会・競技力向上コーチ委員会
WHP(Women's Health Project)アウトリーチ活動を2026年6月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間にわたり、第102回日本選手権水泳競技大会において実施した。

本活動は、女性アスリートが健康に競技を継続し、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境作りを目的として行われている。競泳の日本選手権という国内最高峰の舞台において、選手や指導者へ女性アスリート特有の健康課題に関する情報発信を行い、理解促進と意識向上を図った。活動はアンチ・ドーピング啓発ブースの一角をお借りして実施した。ブースでは、月経とコンディショニング、相対的エネルギー不足(REDs)、鉄欠乏・貧血予防、栄養管理などに関する資料を展示・配布し、選手や指導者とのコミュニケーションを通じて情報提供を行った。
期間中、多くの選手や関係者がブースに立ち寄った。アンチ・ドーピングに関する関心は非常に高く、積極的に情報収集を行う姿が見られた一方で、WHPの活動については初めて知るという選手も多く、女性アスリートの健康課題に関する取り組みが十分に認知されていない現状も確認された。

しかしながら、活動内容を紹介すると「競技を続けるうえで大切な内容だと感じた」、「指導者に知ってもらいたい内容である」といった声も聞かれ、選手たちの関心の高さが伺えた。ブースには男女を問わず多くの選手や指導者が立ち寄り、競技力向上と健康維持の両立について関心を寄せていた。WHPは女性アスリート支援を目的とした活動であるが、REDsや栄養管理、コンディショニングなどのテーマは男性アスリートにも共通する課題であり、その重要性を広く発信する機会となった。
今回のアウトリーチ活動を通じて、WHPの認知向上の必要性とともに、女性アスリート支援だけでなく、すべてのアスリートに共通する健康管理やコンディショニングに関する啓発活動の重要性を改めて確認することができた。

今後も競技会や各種イベントを通じて継続的な啓発活動を行い、選手が健康で安心して競技に取り組める環境作りを推進していきたい。
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