2026.08.10

REPORT

古谷が女子ソロで今大会唯一の2冠を達成(日本アーティスティックスイミングチャレンジカップ2026)

大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57636/
リザルト(SEIKO):https://swim.seiko.co.jp/artistic/index.html

8月7〜9日、大阪府・東和薬品RACTABドームでAS競技の日本アーティスティックスイミングチャレンジカップ2026が開催された。

この大会はいち早く男子のカテゴリを導入し、また若手の登竜門とも言える大会となっている。

女子のソロは、テクニカルルーティンを制したミキハウス東京ASCの古谷彩夏がフリールーティンも制し、女子ソロ2種目を制覇。ただどちらも接戦で、テクニカルルーティンでは2位の額田妙子(井村ASC)との差はわずか0.9299。トータルディフィカルティとエレメント得点で大きく額田を引き離した古谷が勝利した形となった。一方の額田はアーティスティックインプレッションは出場選手中トップとなる94.7000をマーク。高い芸術性で古谷に迫る演技を見せてくれた。

フリールーティンのほうでは、テクニカルルーティン3位だった田所新菜(井村ASC)が、古谷に迫るエレメント得点を獲得。アーティスティックインプレッションでは古谷を上回りながらもわずかに0.1212ポイント届かなかった。額田は3位ながら、こちらでも全選手中トップとなるアーティスティックインプレッションで120.9000を獲得した。

男子ソロは、ひとり高いトータルディフィカルティの演技構成を見事にベースマークなしで演じ切った古内廉万(ザ、クラブ ピア・88)が220.9050ポイントで優勝。フリールーティンでは、世界水泳選手権など国際大会経験豊富な佐藤陽太郎(ジョイフルアスレティッククラブ)が古内を上回り、232.7175ポイントで優勝。高いトータルディフィカルティ、そしてアーティスティックインプレッションでも122.1750ポイントを獲得する見事な演技であった。

女子デュエットは、テクニカルルーティンで三木心愛と渥美結依子(ミキハウス東京ASC)のペアが257.3167で優勝。2冠を狙ったフリールーティンでは惜しくも2位に。変わってフリールーティンの優勝を果たしたのは、田辺珠鈴と田所(井村ASC)のペアで、得点は258.1217と、2位の三木・渥美ペアに9.0321ポイント差をつけた。

ミックスデュエットでも、テクニカルルーティン、フリールーティンのどちらも接戦となった。テクニカルルーティンでは、井村ASCの山下玲奈と加藤楓真のペアが155.7900ポイントで優勝。2位のYTASCの横山立と藤田彩笑のペアとの差は1.5234ポイント。横山・藤田ペアはエレメント得点では山下・加藤に対して3ポイント近くのリードを得たものの、アーティスティックインプレッションでは山下・加藤ペアが70ポイントを超える得点をマークし優勝を勝ち取った。

フリールーティンでは、YT ASCの横山正・西垣奈那江ペアが180.5299で優勝を果たし、山下・加藤ペアを3.6633ポイント上回り、山下・加藤ペアの2冠を阻んだ。山下・加藤ペアは176.8666ポイントの2位に入った。

チーム種目は、すべてのアクロバティックルーティン、テクニカルルーティン、フリールーティンのすべてで優秀チームが変わる展開に。

アクロバティックルーティンでは、高いエレメント得点をマークした京都踏水会水泳学園が176.6230で優勝を果たす。テクニカルルーティンでは、接戦ながらジョイフルアスレティッククラブがエレメント得点、アーティスティックインプレッションともに高い評価を得る演技を見せ、259.1483ポイントで優勝を飾った。そしてフリールーティンでは、アクロバティックルーティンとテクニカルルーティンで3位だった、アテナアクアメイツAが、エレメント得点で唯一100ポイントを超える得点を勝ち取り、高いアーティスティックインプレッションを叩き出した井村ASC Aとの接戦を制し、215.8753ポイントで優勝を勝ち取った。井村ASC Aは215.1107ポイントの2位となった。

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