2026.09.10

REPORT

【水球】男子は神奈川県、女子は山口県がそれぞれ国スポ初優勝を果たす(第80回国民スポーツ大会)

大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57642/
国民スポーツ大会公式HP:https://aomorikokuspo2026.pref.aomori.lg.jp/kokuspo/
リザルト:https://kirokukensaku.net/5NS26/discipline_040_20260908.html
国スポチャンネル(LIVE):https://japangamestv.japan-sports.or.jp

『青の煌めきあおもり国スポ2026』の会期前競技として行われている水泳競技。ASに続いて行われたのは、水球競技。少年男子の12チーム、女子は10チームがその頂点を争った。

少年男子は2日館で4つのグループに分かれて予選リーグを開催。それぞれの上位1チームが決勝トーナメントへの進出が決まる。Aリーグは石川県が2勝で、Bリーグは1勝1分けで神奈川県と滋賀県が並んだが、得失点差により神奈川県が決勝トーナメントへ。Cリーグでは富山県が、Dリーグは埼玉県がそれぞれ2勝で勝ち進んだ。

ベスト4が出そろった決勝トーナメント。石川県対神奈川県の争いは僅差の攻防に。同点で迎えた第3ピリオドで3点のリードを奪った神奈川県が、最終ピリオドで猛攻撃を仕掛ける石川県から逃げ切り13対14で神奈川県が勝利した。続く富山県対埼玉県では、第2ピリオドで一気に4点のリードを奪った埼玉県が主導権を譲らず後半でも得点を積み重ねていき、9対18で勝利を収める。

神奈川県対埼玉県の決勝戦。第1ピリオドは神奈川県が1点リード。第2ピリオドは反対に埼玉県が追いついて前半を5対5の同点で後半へ。第3ピリオドではお互いに4点ずつ奪い、9対9の緊張が続く。最終ピリオド。長いラリーが続く展開のなかで、まずは神奈川県の10番、仁木駿希がこの試合5得点目となる勝ち越し点を奪う。粘る埼玉県は、6番狩野一勘が同点ゴールを決める。またラリーが続くなか、チャンスに冷静なゴールを奪ったのは、神奈川県の池田蒼悟である。左サイドからループシュートを決めて、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、神奈川県が11対10で勝利し、国民スポーツ大会初優勝を果たした。

石川県対富山県の3位決定戦は、第1ピリオドは富山県が2点のリードを奪うも、第2ピリオドに石川県が反対に2点のリードを奪い返す猛攻を加える。第3ピリオドにさらに1点のリードを加えると、そのまま石川県が逃げ切って15対12で3位を勝ち取った。

女子は5チーム2グループに分けて3日間で予選リーグを実施。A、Bリーグの1位が決勝戦へ、グループ2位同士が3位決定戦に進む。

女子Aリーグトップは4勝0敗で京都府、Bリーグトップも4勝0敗で山口県が勝ち取り、京都府対山口県の決勝戦、3位決定戦は千葉県と宮崎県の戦いとなる。

その決勝戦。第1ピリオドから全開だったのは京都府。10番吉田まひろの先制点を皮切りに、一挙6点を獲得。山口県も得点を返すが3点に留まり、京都府が3点のリードを奪う。このまま波に乗りたい京都府だったが、第2ピリオドは山口県キャプテンの河口華子がゴールを決めて反撃の狼煙を上げる。ただ、京都府もキャプテンの片田咲良が負けじとゴールを奪い返す。しかし、ここから山口県が福田星香、河口と連続得点。京都府が1点を追加するも、さらに福田星が2連続でゴールを奪ってとうとう同点。京都府がセンターから諸橋光理が勝ち越しゴールを奪うも、山口県がもう一度河口、福田星の連続得点で10点目。山口県が反対に1点のリードを奪って後半へ。

勢い付いた山口県は、第3ピリオドでも6得点を奪取。リードを3点として試合を優勢に進める。最終ピリオド、京都府も反撃に出るがあと一歩届かず。福田星が9点のこの試合最多得点、さらに河口も7得点と、このふたりで16得点を稼いだ山口県が、17対19で京都府を下して国スポ初優勝を飾った。

女子の3位決定戦は千葉県対宮崎県。試合は序盤から点の奪い合い。有馬優美、浦映月といった日本代表のポイントゲッターを有する宮崎県は、このふたりを中心にゴールを奪う。千葉県も関根桜彩、砂邊亜衣、大坪莉子に加え、柴田奏、宇津江桜琴と、バランス良く得点を積み重ねていく。浦、有馬を止めるのに関根、砂辺、そして傍嶋さくらまでもが3ファウルで永久退水に追い込まれる。さらに最終ピリオドで残り1分を切るまで千葉県がリードしていたものの、残り15秒で宮崎県の黒岩鈴可が同点ゴールを奪う。ペナルティシュート戦にもつれ込むかと思われたが、千葉県が最後の攻撃で右サイドミドルから柴田が放ったシュートがゴール左隅に吸い込まれていく。このブザービートで千葉県が勝ち越しに成功し、壮絶な打ち合いを21対20で千葉県が制し、3位を勝ち取った。

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