【#水球】女子はNSSU Water Polo Clubが連覇、男子はIKAI・Kingfisher74が7連覇を果たした(第101回日本選手権水泳競技大会 水球競技)
・日本水泳連盟HP大会ページ/リザルト:https://aquatics.or.jp/tournament/50771/
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第101回日本選手権水泳競技大会 水球競技の最終日は、男女の3位決定戦に加えて決勝戦が行われた。
女子3位決定戦は、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎対Violet Stars。Violet Starsが1点のリードを持って迎えた第2ピリオドに、一気に突き放しにかかる。連続得点を積み重ねていき、一挙6特得点を獲得。前半を5対9でViolet Starsが4点のリードで終える。

後半に入ると、両者一歩も譲らない展開が続く。食らいつきたいブルボンウォーターポロクラブ柏崎に、逃げるViolet Stars。結果、前半で得た4点のリードを守り切ったViolet Starsが13対17でブルボンウォーターポロクラブ柏崎に勝利し、2年連続の3位を獲得した。

社会人チームのAIDEN対日本体育大学の対戦となった男子3位決定戦。序盤こそ日本体育大学が豊富な運動量でAIDENを圧倒する気配を見せるも、第2ピリオド途中でAIDENも日本体育大学に同点に並ぶ健闘を見せる。

しかし、後半は体力の差が出たか、日本体育大学がAIDENを徐々に引き離していって試合終了。13対18で日本体育大学がAIDENを下し3位となった。

女子の決勝戦は、NSSU Water Polo Club対秀明大学水球クラブ。昨年のリベンジを果たしたい秀明大学水球クラブはカウンターを決めて先制点を奪い、主導権を握る。NSSU Water Polo Clubも点を奪われればすぐに奪い返す展開で、第1ピリオドは5対6の秀明大学水球クラブが1点のリードで終える。
第2ピリオドが開始してからともに1点ずつ加えたあと、長いラリーの末にNSSU Water Polo Clubが同点ゴールをたたき込む。その後も両者譲らない展開が続くも、NSSU Water Polo Clubが2本連続でペナルティシュートチャンスを得て、それをしっかり決めて逆転に成功。9対8のNSSU Water Polo Clubリードで前半を終了した。

これで勢い付いたNSSU Water Polo Clubは、後半の第3ピリオド開始早々3連続得点で一気に点差を広げにかかる。その後秀明大学水球クラブも粘りの3連続得点で、点差変わらず1のまま最終ピリオドへ。

NSSU Water Polo Clubが先にゴールを奪うも、秀明大学水球クラブは2連続得点で13対13の同点に。両者苦しいところで、NSSU Water Polo Clubが14点目を挙げ、さらにペナルティシュートで追加点を奪う。残り3分、反対に秀明大学水球クラブがペナルティシュートを得て1点差に迫る。だが、この土壇場でNSSU Water Polo Clubが2連続得点で点差を3に広げた。秀明大学水球クラブは1点を返すもここで試合終了。17対15でNSSU Water Polo Clubが2連覇を果たした。

IKAI・Kingfisher74対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎の2年連続同一カードでの決勝戦。立ち上がりからIKAI・Kingfisher74が先制点を奪うも、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎が逆に2連続得点で逆転。ところが、ここから一気に5連続得点を奪ったIKAI・Kingfisher74が6対2で第1ピリオドを終える。

第2ピリオドにはIKAI・Kingfisher74が4点、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎は3点を追加して、10対5で前半を終了する。後半に入っても、IKAI・Kingfisher74は攻撃の手を緩めない。第3ピリオド早々、荻原大地が11点目を挙げるが、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎は稲場悠介が強烈なミドルで食らいつく。が、このあと2点を追加したIKAI・Kingfisher74が点差を7に広げて最終ピリオドへ。

第4ピリオドも、壮絶な打ち合いが続く。IKAI・Kingfisher74が主導権を握ろうとするも、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎も時間をかけたチャンスメイクでそれを許さない。だが、序盤で開いてしまった点差を詰めることができずに試合終了。17対9でIKAI・Kingfisher74が2年連続でブルボンウォーターポロクラブ柏崎を下し、日本選手権7連覇を成し遂げた。
