2025.07.20 水球

【#水球】9〜12位決定戦初戦のブラジルを撃破して最終戦へ(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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前試合でセルビアに敗れ、9〜11位決定戦に回った日本。過去最高順位タイとなる9位を目指すべく、負けられない戦いはブラジル戦から。

第1ピリオド、スプリントを渡邊太陽が奪うと、鈴木透生が技ありのシュートで先制点を奪う。その後1点を追加して、主将の稲場悠介がペナルティシュートを決めると、そこから鈴木、稲場、伊達清武、そして急きょ登録された浦縁至が荻原大地のアシストからシュートを決めて4連続ゴールを奪う。

第2ピリオドに入っても、日本ペースで試合が進む。鈴木からボールを受けてセンターに位置していた稲場が3人に囲まれながらも力で押し切ってシュートを決めると、カウンターアタックで伊達がゴールを奪うなどで7点を追加する。

14対5で迎える第3ピリオドは、ブラジルのパワープレーからのゴールでスタート。途中、ダブルエクスクルージョンファウルが出るなど少し荒れた展開に。押し込まれる場面もあったが、それでも日本は要所で得点を奪い、またキーパー西村永遠の好セーブも飛び出して流れを掴んで離さない。

最終ピリオドはパワープレーからローリー隼がシュートを決め、さらに渡邊、鈴木、稲場と軽快なパス回しから最後は稲場が叩き込んで20点目を挙げる。疲れが見えたブラジルを相手に、日本は最後まで攻撃を続け、最終的には22対11でブラジルに勝利した。

男子水球日本代表は次が今大会の最終戦。過去最高順位タイとなる9位を懸けてルーマニアと戦う。