2025.07.28 飛込

【#飛込】伊熊・須山ペアは終盤追い上げるも予選11位で決勝進出ならず(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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初日にミックスチームイベントで銅メダルを獲得した勢いで、さらなる結果を残していきたい飛込日本代表チームは、この日男子3mシンクロに挑む。

この種目は長く坂井丞、寺内健のペアが世界と肩を並べて戦ってきたが、今大会は須山晴貴と伊熊扇李の新しいペアで臨んだ。

シンクロ種目のキーとなる最初2Roundの制限選択飛。ここで100ポイントに近い得点を獲っておきたいところだったが、細かいミスが続き86.40ポイントの14位タイスタートとなる。

自由選択飛に入ると、高難易度の技を合わせられるふたりだけに、少しずつ順位を上げていく。4Round目の107Bでは64.17、続く5154Bで67.32を出して13位に順位を上げると、5Round目の407Cでも67.32を獲得して12位に浮上。最終6Roundは難易度3.5の5337D。捻りの方向こそ違うものの息のあった演技を見せ、77.70の高得点をマーク。合計362.91とするも、決勝進出ラインまでは届かず。11位で試合を終えた。

「コンビを組んで半年ではありますが、決勝に進めず悔しいです。6本すべてで小さなミスがあったので、それが結果に響いてしまいました。この経験をまた次に生かしていきたいと思っています」(須山晴貴)

「初めての世界水泳選手権で、試合の雰囲気や流れなど、国内とは全く違う環境にプレッシャーや疲労を感じていたかもしれません。あまり全力を最後まで出し切れたか、というとそうではないと感じています。これからフィジカル面を伸ばして今よりももっと良い演技ができるように練習していきます」(伊熊扇李)