2025.07.31 飛込

【#飛込】金戸が目標に掲げた決勝の舞台で5本飛び切って10位に入った(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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©PHOTO KISHIMOTO / TAKAO FUJITA

飛込競技は午前中に男子3m飛板飛込の予選が行われ、午後からは女子高飛込の準決勝と決勝の2試合が行われた。

準決勝に6位で進出を決めていた金戸凜は、準決勝では予選のミスを修正し、305.70の9位で決勝進出を果たす。

その準決勝から2時間後に行われた決勝。ケガから復帰したばかりの金戸にとっては非常にタフなスケジュールのなか、1Round目から気合いの入った演技を見せる。難易度が低い305Cながら、高い完成度で70.00を獲得して8位スタート。続く405B、207Cはしぶきがあがったことで得点が伸びず。107Bでは60.00を獲得して持ち直し、最後の5237Dの高難度の技をしっかりと決めきり、予選から通して自身最高得点となる74.25ポイントを獲得。最後に気持ち良く飛び切った金戸は、306.20で10位という結果となった。

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「決勝に残るという、強い思いを持って去年から練習してきたので、すごく感謝しながら飛びました。とても楽しかったです。チームイベントの銅メダルもうれしいのですが、自分にとっては自分が目標にしてきた決勝で戦えたことが本当にうれしいです。入賞できなかったのは経験不足もあります。これからまた一歩一歩、進んでいけたらと思います」(金戸)

男子3m飛板飛込の予選では、坂井丞が前半は得点が伸びず苦しんだものの、5Round目に持ってきた高難易度3.5の307Cを決めて77.00を獲得して、ここで順位を一気にジャンプアップ。最後の107Bもそつなくこなし、396.80の10位で準決勝進出を決めた。

須山晴貴は1、2Roundで飛び直しがありそれぞれ2点原点されたところからの苦しいスタート。ラストの5337Dで71.75ポイントを獲得して気を吐くも、前半のミスが響き343.30の39位となった。