2025.08.01 飛込

【#飛込】ミスもあったものの最後は安定した演技でまとめて坂井が3m飛板飛込で11位に(世界水泳選手権2025/シンガポール)

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午前中には女子3m飛板飛込の予選が行われ、三上紗也可が出場。午後からはベテラン坂井丞が決勝進出を懸けて男子3m飛板飛込の準決勝に出場した。

男子3m飛板飛込の準決勝。1Round目の405Bから70ポイントオーバーの素晴らしい演技を見せる。続く305Bでも73.50を獲得。3Round目の5154Bでも71.40ポイントを勝ち取り、この時点で7位につける。後ろ入水の205Bでも70.50として安定感を見せつけるも、5Round目の高難易度の307Cで入水が乱れて52.50と得点を伸ばせず。

決勝進出のかかる最終ラウンド、107Bも予選ではうまく入りきったが、この準決勝では足先がぶれてしぶきがあがり57.35に留まって合計395.75とした。決勝進出が難しいラインとなったが、何とか12位で滑り込み決勝進出を果たす。

©PHOTO KISHIMOTO / TAKAO FUJITA

2時間後に行われたその決勝では、残る力を出し切るだけ。405B、305Bはさすがの安定感で2種目とも69.00で揃えて8位タイ。5154Bでは74.80と高得点をマークするも、ほかの選手たちも高難易度の種目を飛んだこともあって順位を10位に下げる。205Bは72.00を獲得。

そして鬼門の307Cでは、準決勝と同様に入水時に手を組むことができず、水を切ることができなかった影響もあり47.25と得点を伸ばせなかった。合計得点を332.50の11位で迎える最終ラウンドの107Bは、キレイに回りきって入水も決め、74.40ポイントを獲得。最後は気持ち良く演技を終えて合計406.45として11位という結果で演技を終えた。

「準決勝から決勝までの時間が短い中で良い調整ができました。ただ、307Cで手が外れてしまった以外は良い飛び込みができたので、練習の成果が出せたかなと思います。ようやく安定した飛び込みができるようになってきました。諦めないことが大切だ、ということも実感しました」(坂井)

三上が出場した3m飛板飛込予選では、4Round目まで順調にきていたものの、最終ラウンドの5152Bでしぶきがあがり得点を伸ばせず39.00となる。だが合計は283.75の12位で翌日の準決勝進出を決めた。