【#飛込】3m飛板飛込は接戦の末長岡が優勝を果たした(第93回日本高等学校選手権水泳競技大会)
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飛込競技の令和7年度全国高等学校総合体育大会水泳競技大会・第93回日本高等学校選手権水泳競技大会は3日目。盛り上がりを見せている福山通運ローズアリーナで、この日は女子3m飛板飛込の予選と決勝が行われた。
自由選択飛4ラウンドで行われる予選は長岡凜(高崎健康大学高崎)が194.70でトップ。八木星輝(県立相模原弥栄)が170.85、唐渡友唯(香川県立高松工芸)が170.50で続く。
決勝競技は、制限選択飛5ラウンド、そして自由選択飛4ラウンドの合計9ラウンドで競われる。
予選トップだった長岡は、制限選択飛から安定した演技を見せてトップに立つ。自由選択飛の最初に飛んだ105Bこそミスもあって38.40という得点に留まったが、その後は安定した演技を続ける。
そんな長岡を自由選択飛に入って一気に点差を詰めてきたのが、初日の高飛込を制した鈴木静玖(県立幕張総合)だった。制限選択飛を終えた時点で長岡に17.10ポイントの差を付けられての3番手だったが、鈴木は105Bで52.80を獲得し、長岡との差を一気に2.70ポイントにまで詰める。このまま逆転したかったものの、長岡も粘る。勝負は最終ラウンドまでもつれ込む接戦に。
先の演技順だった鈴木は、5233Dで45.60ポイントを獲得して合計401.60とし、この時点でトップに立つ。長岡が優勝するには、41.60以上の演技をしなければならない。長岡は、最後に飛ぶ405Bで予選の得点は42.00。最高の演技をしなければ逆転されるというプレッシャーのなか、完璧とまではいかないまでも、予選と同じ42.00ポイントを獲得。合計を402.00として、鈴木とは0.40ポイントという僅差で長岡が逃げ切って優勝を飾った。