【#飛込】五輪メダリストの玉井が高飛込で圧勝(第101回日本選手権水泳競技大会 飛込競技)
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飛込競技の日本一決定戦、第101回日本選手権水泳競技大会 飛込競技も最終日。この日は男子高飛込の予選と決勝、女子1m飛板飛込の2種目に加え、男女の10mシンクロが公開競技として行われた。
男子高飛込は、世界水泳選手権2025代表でパリ五輪銀メダリストの玉井陸斗(滋賀・立命館DC/立命館大学)がその強さを見せつける。予選でひとり500ポイントオーバー、そして2位以下に100ポイント近い差を付ける演技を披露し、観客を魅了する。

その決勝も、世界レベルの安定感、技術力の高さは圧巻。1ラウンド目の407Cで86.40をマークしてラウンドランキング、オーバルランキングともに1位に立つと、その後のラウンドすべてで、ラウンドランキング、オーバルランキングで1位を並べる完全勝利。「苦手意識がある」という207B、307Cでも80ポイントを超える得点をマーク志、得意な最終ラウンドの5255Bでは100ポイント近い、97.20という高得点を叩き出す。合計を533.70ポイントとして、2年連続6度目の優勝を果たした。

「大学に入学して環境も大きく変わった1年なので、その環境に慣れるのにとても苦労して練習も今まで通りにできない日が続きました。自分としては予選のほうがキレがあったな、と感じていますが、そんな状況でも決勝も高得点でまとめることができて良かったです」(玉井)
女子1m飛板飛込の決勝は、3m飛板飛込で2位だった地元栃木県の榎本遼香(栃木トヨタ自動車/NSP宇都宮)が、安定した演技を披露。後半、近藤花菜(ホンダカーズ群馬)に追い上げられたが、前半のリードを守り切って246.60で優勝を果たした。

「身体をしっかり締めて入水しないと水が切れないのが1mですから、そこを意識して臨みました。会社の方々が応援に来てくれて、良いところを見せたいと思っていたので優勝できてよかったですし、声援が力になりました」(榎本)
公開競技となった男女の10mシンクロは、男子が西田玲雄、山田周汰(岡三リビック)のペアが386.04で1位の得点をマーク。女子は乗松飛羽、坂田丹寧(高崎健康福祉大学)のペアが257.76を獲得した。

