2025.09.16 飛込

【#飛込】少年区分は井上と片岡の男女とも2冠を達成(第79回国民スポーツ大会 水泳競技)

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滋賀・インフロニア草津アクアティクスセンターの第79回国民スポーツ大会水泳競技の飛込も2日目。この日は少年女子3m飛板飛込、少年男子高飛込、そして成年男子3m飛板飛込の3種目が行われた。

少年女子3m飛板飛込は、最後に逆転劇が待っていた。1ラウンド目の405Cで55.35ポイントを獲得してトップに立ったのは赤木陽音(鳥取県)。その後も細かいミスもありながらトップをキープ。しかし、高飛込を制した井上優奈(高知県)もわずか3ポイント弱の差で食らいつく。井上は3ラウンド目の305Cで56.00のラウンドトップの得点を獲得して赤木に1.30ポイントに迫ると、最終ラウンドの205Cで井上が57.40ポイントを獲得する演技で逆転。212.85で優勝して2冠を達成。赤木も46.20ポイントの演技で合計202.95ポイントで2位に入った。

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少年男子高飛込の決勝は、逆転で飛板飛込を制した片岡三亮(愛知県)が1ラウンド目から好調をキープ。6243Dで68.80ポイントを獲得してトップに立つと、2ラウンド目の107Bではジャッジから9点台の評価を得て79.50を獲得し、2位以下に30ポイント近くの差を付ける。5253B、407Cも安定した演技を見せるが、最後の難易度3.3の207Cでオーバーしてしぶきを大きく上げてしまう37.95ポイント。だが、序盤のリードもあって307.85で優勝を果たし、女子に続いてこちらも片岡が2冠を達成した。

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成年男子飛板飛込は、高難易度の技を並べた伊熊扇李(兵庫県)が会場を大いに沸かせる演技を見せる。1、2ラウンドこそ須山晴貴(栃木県)、坂井丞(神奈川県)のふたりと大きな差はなかったが、3ラウンド目の307Cで84.00ポイントを獲得して、一気にその点差を20ポイントに広げる。続く4ラウンド目には大技109Cを持ってきた伊熊。ここもしっかりと決めきって87.40をマーク。

5337D、そして最後の207Cでも70ポイントオーバーの得点を獲得し、合計489.15ポイントで優勝を果たした。須山は452.75の2位、坂井が438.90の3位と、世界水泳選手権代表組が表彰台を独占した。

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