【#AS】初開催の男子ソロは古内が、ミックスデュエットは前田・井出ペアがそれぞれ初の栄冠を手にした(第29回ユースソロ・デュエット大会)
日本水泳連盟大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/51291/
SEIKOリザルト:https://swim.seiko.co.jp/artistic/2025/04/jp/index.html
次世代の日本代表チームを担う、ユース(13〜15歳)区分の選手たちの登竜門となるのが、今年で29回目を迎えたユースソロ・デュエット大会である。
生まれ年が2011年〜2013年(男子選手は2010年〜2013年)の選手たちで争われる今大会。午前中は規定の型と動作を一人ずつ行うフィギュア競技が行われ、抽選で選ばれた4種目で技の完遂度を競った。このフィギュア競技の得点と、午後から行われるフリールーティンの得点の合計で順位が決定する。
なお、今大会では新しい試みとして初めて男子のソロとミックスデュエットを開催した。
その男子ソロ初の優勝に輝いたのは、フィギュア競技でも2番目の得点を獲得していた古内廉万(ザ、クラブ ピア・88)である。2025年の第11回アジア選手権の男子ソロテクニカルルーティン・フリールーティンにも出場して銀メダルを獲得した実力は確かで、レッドデーモンをテーマに見応えのあるルーティンを披露。目標に掲げた『ノーベースマーク』達成とはいかなかったが、それでもフィギュア得点との合計でただひとり200ポイントを超える、232.6275ポイントを獲得して優勝を勝ち取った。

2位は鈴木輪(宮城アーティスティックスイミングクラブ)で194.3821ポイント、190.6569ポイントの3位にはアクラブ調布の白石虎瑠が入った。

女子ソロでは、2025年11月に行われたスロバキアシンクロに出場し、ベースマーク判定を受けたものの3位で銅メダルを獲得した吉田梨央(ジョイフルアスレティッククラブ)が、ブラックスパイダーをテーマにしたスピード感溢れる演技を見せ、フリールーティンの得点を203.4917を獲得。フィギュア得点との合計を270.5039として優勝を果たした。

2位には朝原奈々美(京都踏水会水泳学園)が268.7921で入った。ただフリールーティンの得点では、スピード感溢れるハイブリッドを生かして『魔法使い』を表情豊かに演じ切り、吉田を上回る204.0133のトップのポイントを獲得。だがフィギュア得点の差が大きく、吉田の後塵を拝することとなった。3位には朝原と同じ京都踏水会水泳学園の戸川莉彩が263.0595で入った。

デュエット種目は、まずミックスデュエット4組からスタート。演技順が1番だった国士舘ASクラブの前田碧泉と井出清士郎のペアが226.7287ポイントを獲得して優勝。ロックをテーマにかっこよさを全面に押し出したルーティンでベースマークなしで泳ぎ切り、フリールーティン得点は165.6150を獲得し、高い技術力を見せつける結果となった。

2位には横山立・藤田彩笑(YTアーティスティックスイミングクラブ)のペアが200.2125で続き、198.4160で米山優花・望月陽翔(ミキハウス東京アーティスティックスイミングクラブ)が3位となった。

女子デュエットフリールーティンでは、京都踏水会水泳学園の戸川・朝原ペアが、戦国武将の絆、侍精神、武士道を表現する力強いルーティンを披露し、高いデフィカルティのエレメントもそつなくこなして169.6813のトップのポイントを獲得。だが、フィギュアとの総合得点では、同じ京都踏水会水泳学園の田居葵生・山本涼葉ペアが戸川・朝原ペアを逆転。234.6156ポイントを獲得し、戸川・朝原ペアとは0.2843ポイントの僅差で優勝を飾った。

戸川・朝原ペアは234.3313の2位。出場チーム中最も高いディフィカルティ(46.20)のルーティンをベースマークなしで演じきった秦真緒・濱里莉愛ペアが、合計232.0209ポイントで3位に入った。

