2026.05.23

【AS】相高が男子ソロで2冠を達成(第102回日本選手権水泳競技大会 AS競技 2日目)

大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57634/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/artistic/
LIVE:https://www.youtube.com/@JAQUA1924

初日はJAPANの世界レベルの演技に沸いた第102回日本選手権水泳競技大会 AS競技の大会2日目は、クラブチームの選手たちが躍動する。

ミックスデュエットのテクニカルルーティン。緩急のついた曲に迫力のある振り付けを加え、『Flower in the Darkness』をテーマにした三木心愛と相高平蔵のミキハウス東京ASCペア。テーマに掲げた闇に咲く花の暗闇を衣装でも表現し、手足の長いふたりの息の合った演技が高得点を引き出す。エレメントでは102.0459、アーティスティックインプレッションでも82.3250を獲得し、184.3709で初優勝を果たした。

2位と3位には、YT ASCが入った。2位だったのは横山正と米山彩葉のペアで、得点は146.8684。3位は横山正の弟、横山立と藤田彩笑が組んだペアで、こちらは139.7967であった。

女子のソロフリールーティンでは、『イーグル』を演じた京都踏水会の16歳、福田汐理が242.0913ポイントを獲得して日本選手権初優勝を果たす。得意なスラストの高さを生かし、イーグルの鋭い眼差し、翼を広げたときの優雅さも表現する見事な演技だった。

「難易度(DD)を予選会よりも大幅に上げて、優勝を目標に頑張ってきたのでとてもうれしいです。元々ハイブリッドを得意としているので、演技構成や順番を工夫してルーティンを組んできました」(福田)

福田とは1.0925とわずかの差だったのは、井村ASCの小山采花で240.9988ポイント。「コーチの首にメダルをかけてあげたい」という一心で臨んだ今大会で2位、銀メダルを勝ち取った。3位はテクニカルルーティンでは2位に入った古谷彩夏(ミキハウス東京ASC)で、得点は239.3151とこちらも僅差であった。

男子ソロフリールーティンは、テクニカルルーティンの接戦を制した相高平蔵(ミキハウス東京ASC)が、完成度の高い演技を披露。合計難易度は42.90という高さのルーティンを『Inside the Mask』をテーマに、誰しもが持つ仮面の奥に秘める葛藤を表現。最後のハイブリッドがベースマーク判定となってしまったものの、合計得点を208.2088として優勝。テクニカルルーティンと合わせてソロ2冠を達成した。

「ベースマークを取らないことが目標だったのですが、フリールーティンでは1つ取ってしまって悔しいです。ただ、演技の最初から自分の今できる全力を出して泳げたのは良かったと思います」(相高)

2位はウォークオンのオーバータイムによる減点があったが、ノーベースマークで『狼』を演じた井出清士郎(国士舘ASC)が159.3513で入り、143.3951を獲得した宮城ASCの鈴木輪が3位に入った。

この日の最後の種目は、チームテクニカルルーティン。JAPANがテーマにしているのは『イバラ』。棘があるからこその美しさを表現するJAPANは、アーティスティックインプレッションで116.8500ポイントを獲得。トータル難易度も49.125のエレメントもノーベースマークで泳ぎ切り178.4859として、合計295.3359で優勝を果たした。

「今までの日本とは違う、という印象的なルーティンを目指して作りました。それが伝わっているとうれしいです。ただ、まだまだ振りに追われてしまっているところがあるので、高さも含めてもっとブラッシュアップしていきたいと思います」(佐藤友花)

2位に入ったのは、チームの魅力を表現できると作り上げた『キャッツ・アイ』をテーマにした井村ASC A。アーティスティックインプレッションはJAPANに次ぐ2位の得点を叩き出し、トータル259.0459を獲得。3位には251.6033ポイントを勝ち取ったアクラブ調布Aが入った。

バックナンバーはこちら