REPORT
【競泳】松下が200m個人メドレーを制して2冠達成(2026 Pan Pacific Swimming Championships)
リザルト:https://www.omegatiming.com/2026/2026-pan-pacific-champs-live-results
大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57928/
USA SWIMMING HP(Swimming):https://www.usaswimming.org/event/2026/08/12/default-calendar/pan-pacific-swimming-championships
LIVE中継:予選はUSA SwimmingのYouTube、決勝・B決勝は同じくUSA SwimmingのYouTubeとBS朝日・ABEMAにて
・USA Swimming:https://www.youtube.com/@usaswimming
・ABEMA URL
競泳決勝 DAY1
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/AXYgTPToyExLwq
競泳決勝 DAY2
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/AUHgjbi5eaCNtP
競泳決勝 DAY3
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/AXYgTNmUqoGzcP
競泳決勝 DAY4
https://abema.tv/channels/world-sports/slots/AUHgi6NEB7QLQf
4日間に及ぶ熱戦も終わりを告げる。
パンパシフィック水泳選手権2026の最終日。初日こそメダル獲得はなかったが、2日目以降はメダル獲得のみならず、日本新記録樹立、また選手個々も自己ベストを更新するなどの活躍を見せている。
最終日、日本に勢いをもたらした松下知之が、200m個人メドレーでも強さを見せつけた。
前半こそアメリカのCarson Fosterに選考を許すも、その差は微々たるもの。身体半分程度の差で前半を終えると、平泳ぎでじりじりとその差を詰めていき、Fosterとの差は100分の2秒に。最後の自由形の勝負。Fosterも自由形は強いが、松下の勢いのほうが勝っていた。Fosterに加え、オーストラリアのWilliam Petricも並んで三つ巴のなか、最後の最後で松下がスッと前に出てフィニッシュ。1分56秒02で優勝を勝ち取り、今大会個人メドレー2冠を達成した。
また、最後の自由形で追い上げを見せた高校生の小島夢貴も、表彰台にあと一歩となる1分56秒82の4位入賞を果たした。
さらに男子1500m自由形では、好調の今福和志が見せる。田渕海斗とともに出場したファステストヒート。スタートして飛び出したのは、オーストラリアのSamuel Short。今大会好調のShortが、自由形長距離最終種目でも強さを発揮。ターンの度に周囲との差を広げていく。
そのShortに続いていたのが、アメリカのBobby Finkeと今福だ。Finkeからは身体ひとつも離れない位置にピタリと食らいつく今福。終盤、苦しいところで逆にFinkeに迫ると、1100mをターンしたあとに今福が逆転して2位に浮上。Finkeも食い下がり、両者厳しいレースになるも、お互い粘る。
ラスト100mの鐘が鳴り響く。今福は最後の力を振り絞ってスパート。Finkeも付いてくるが、逆転は許さない。ラスト50m、キックを入れて最後の最速を見せた今福は、Shortに次いで2位でフィニッシュ。14分42秒59の日本新記録、日本学生新記録を樹立して銀メダルに輝いた。
田渕は後半の追い上げで一気にスピードを上げ、14分57秒02の5位入賞。今福に日本記録を破られたとはいえ、安定して14分台をマークしており、実力は確かなものであることを証明した。
また、今福のチームメイトでもある大橋信は、深沢大和とともに男子200m平泳ぎの決勝へ。レースは誰もが想定したとおり、大橋が飛び出していく。ただ、3月の日本選手権までの飛び出しはなく、1分00秒72と落ち着いて見えた。150mでも大橋がトップ。ラスト50m入って、刻板に強いZac Stubblety-cook、アメリカのJosh Mathenyが追い上げてくる。大橋も粘る。最後のタッチでも3人が並んだまま。電光掲示板に1が転倒したのは、Stubblety-cookであった。2分08秒09で優勝。2位はMathenyで2分08秒25。大橋はまさにタッチ差の100分の2秒遅れる、2分08秒27の3位で銅メダルを獲得した。
深沢は150mの時点では6番手だったものの、後半に追い上げを見せ、2分10秒24の5位に入った。
このパンパシフィック水泳選手権2026を締めくくる、男子4×100mメドレーリレー。竹原秀一、大橋、光永翔音、そしてキャプテン村佐達也の4人で登場。竹原は54秒09でアメリカ、カナダに次いで3番手。大橋で一気に前を追いかけたかったが、アメリカのVan Mathiasも高いスピードで逃げる。大橋はカナダを抜き2番手に挙がる58秒01で泳ぎ、光永に繋ぐ。その光永は、引き継ぎながら50秒台に突入。50秒86でアンカーの村佐にすべてを託す。最後は村佐が気力を振り絞り、前半から攻める。オーストラリアには交わされたものの、後半もしっかりと最後まで粘り切り48秒03でフィニッシュ。3分30秒99で記録的には4位であったが、3番手の記録を出したアメリカはBチームのため、日本は3位銅メダルを獲得した。
女子200m個人メドレーでは、前半から大きく引き離されてしまうが、最後の自由形で意地を見せた成田実生が2分11秒26の7位、前半攻めた松本信歩は2分11秒97の8位となった。
Kate Douglassの世界記録が誕生した女子50m自由形決勝では、池江璃花子が25秒30の8位入賞を果たした。
男子50m自由形決勝は、日本記録保持者の松本周也が記録更新に挑むが惜しくも届かず。22秒16の6位となった。
100mに次ぐメダル獲得に期待がかかった女子200m平泳ぎは、加藤心冨が予選トップで決勝へ。鈴木聡美もメダル獲得に挑む。前半、トップを走るAlexanne Lepage(カナダ)について行く形で50mを鈴木が2番手でターン。加藤は少し遅れた。100mの折り返しになると、DouglassにKaylene Corbett(南アフリカ)が上位に浮上。鈴木、加藤も何とか食らいつきたかったが、徐々に引き離されていく。結果、鈴木は2分24秒06の5位、加藤は2分24秒40の7位に入った。
女子800m自由形は、OWSから大車輪の活躍を見せる梶本一花。最終日で疲れもあるなか前半から積極的に攻めていく。終盤、少しペースが落ちるも、最後まで泳ぎを崩さずにフィニッシュ。8分23秒81と日本記録に迫る好記録で5位に入った。
女子4×100mメドレーリレーは、白井璃緒、鈴木聡美、池江璃花子、そして今大会自己ベストをマークしている好調の溝口歩優の4人で挑む。白井は1分01秒36、鈴木は1分05秒10の好タイムで引き継ぐ。池江が58秒20、そして最後の溝口は54秒99でフィニッシュし、3分59秒65の6位となった(5位のオーストラリアはBチームだったので正式には5位)。
これですべての戦いを終え、大会を通して金メダルは3、銀メダルが2、銅メダルは5の合計10個のメダルを獲得。
新記録は世界ジュニア記録が2、日本記録が2、学生記録1、高校記録1の、合計6がナショナルレコードとして樹立された。
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