REPORT
【競泳】個人メドレーは女子は一尾が、男子は池畑がそれぞれ2冠達成(第66回全国中学校水泳競技大会)
大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57936/
第66回全国中学校水泳競技大会:https://swim.zenchuu.jp
リザルト:https://swim.zenchuu.jp/eventresult/
初日から新記録が生まれた第66回全国中学校水泳競技大会の競泳競技。2日目には新記録こそなかったが、2冠あり、接戦あり、逆転劇ありと中学生選手たちが全力を賭して戦う姿を見せてくれた。
初日に予選が行われていた女子800m自由形は、決勝レースがスタート。序盤から攻めるのは東花凛(豊中十五)。その東を300mで捉えたのが小野晏奈(山田東)と漆原煌莉(東京SC)。その後もふたりは並んでレースを展開するが、小野が漆原を徐々に引き離す。鐘が鳴り響くとスパートをかけた小野が漆原を寄せつけずにフィニッシュ。8分53秒63で優勝を果たした。漆原は8分59秒07の2位、そして3位にはその漆原に0秒12にまで迫った紀之定風羽(岩出第二)が8分59秒19で入った。
女子と同じく初日に予選が実施された男子1500m自由形。決勝は、予選トップの近藤俊太(三菱養和SS)がレースを終始牽引し続ける。周りも近藤に食らいつきたいところだったが、ターンの度に少しずつ差を広げられてしまう。最終的には、2位以下に8秒近くの差をつけて、近藤が15分51秒77で優勝を飾った。
女子200m個人メドレーの決勝は、初日に400m個人メドレーを制した一尾彩央依(千代崎)が、他を寄せつけないスピードを見せて序盤から一気に押し切り2分14秒16で優勝を果たす。
男子の200m個人メドレーも、女子の一尾同様に400mを制していた池畑絢翔(法政大中)が、200mでも強さを見せる。前半こそ堀井誠太郎(邦和みなと)に先行を許したが、平泳ぎで逆転。最後の自由形も堀井の追撃を交わし、2分06秒22で優勝して2冠達成。堀井は2分06秒91の2位に入った。
女子200m自由形は、中学2年生の久保仁衣菜(淑徳巣鴨)が、ラスト50mで先を行く小高碧美(岐阜西SC)を捉えて2分02秒20で逆転優勝を果たした。小高は2分03秒01の2位となった。
男子の200m自由形も、ラスト50mの逆転劇が繰り広げられた。先行したのは、藤原煌城(川崎日吉)。100mを54秒台で突っ込むと、150mでもトップでターン。そこから、一気に追い上げてきたのが大平海獅(北本東)と川岸駿介(根上)、そして片岡蒼真(芝)の3人。片岡は、150mで少し遅れていただけに少し苦しい。大平、川岸は一気に藤原との差を詰めて逆転。最後はふたりが並んでゴール。勝ったのは、大平で1分53秒33。川岸は1分53秒48の2位、藤原は1分53秒68の3位で、片岡は4位となった。
女子200mバタフライの決勝は、芦田みゆ(勝山)が、前半で奪ったリードをそのまま守りきってフィニッシュ。2分12秒73で優勝を果たした。
男子の200mバタフライでは、前半を57秒台で小澤晶(明道)、濱田理玖(塚越)、上田朋輝(OEISS)で突っ込む積極性を見せる。それを冷静に見たのが、小林慧吾(大山崎)。100mでは身体ひとつ分ほどの差があったものを、150mではほぼ半分に。そしてラスト50mで3人を抜き去り、2分01秒47で優勝を果たした。2位には小澤が粘り、2分01秒70で入り、濱田が2分02秒57の3位となった。
女子200m背泳ぎの決勝は、中学2年生の松原希衣(羽村一)が、ずば抜けた後半の強さを見せる。前半の100mは2位以下との差は1秒程度だったが、後半に入ってグングン引き離していき、気づけばその差は3秒近くに広がっていた。結果、2分13秒60で松原が優勝を果たした。
男子200m背泳ぎのほうは、反対に前半からトップを奪った木村騎士(イトマン藤沢)が、そのまま最後まで逃げ切って勝利。記録は2分03秒92であった。
女子100m平泳ぎは、前半のラップを奪った西垣莉桜(イトマン富田林)が、僅差ながら2位だった東泉美音(ルネサンスKSC金町)から逃げ切って1分10秒46で優勝。東泉は1分10秒67の2位に入った。
男子の100m平泳ぎの決勝も、1、2位の差は僅差の接戦に。前半は高橋春仁(川崎長沢)がひとり29秒台で折り返す突っ込みを見せる。だが、木村悠人(湘南SS)と福田陽琉(STY・SC)も大きな差はない。後半になって伸びてきたのは木村と福田。最後はタッチ差で木村が福田を交わして優勝。木村の記録は1分03秒46で、福田は1分03秒65の2位、そして高橋が1分04秒08の3位となった。
この日の最終種目、男女の4×100mフリーリレー。女子はこの日の200m自由形を制した久保を第1泳者に置いた淑徳巣鴨が逃げ切りを図る。その作戦通り、久保が58秒14、第2泳者の榊原光莉が少しSA月寒の増山絢心に差を詰められるも、58秒59で泳ぎトップをキープ。第3泳者の屋代瑞月が59秒78で泳ぎSA月寒との差を広げると、最後は谷口漣が58秒54で締めくくってフィニッシュ。3分55秒05で優勝を果たした。SA月寒は一時淑徳巣鴨に迫る勢いを見せたが、3分37秒49の2位となった。
男子4×100mフリーリレーは、200m個人メドレーで2位だった邦和みなとの堀井が第1泳者で52秒81のトップで引き継ぐスピードを見せる。しかし、第2泳者で一気に逆転し、トップに立ったのはイトマン真美ヶ丘。第2泳者の上沼倫が54秒16で泳ぎ、先を行く邦和みなとと岐阜SSを捉えた。第3泳者の安井海至が53秒38で引き継ぎ一気にリードを広げると、アンカーの横田凱大がそのまま逃げ切って勝利。3分37秒64で優勝を果たした。
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