競技会報告
第48回JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 競泳競技報告
執筆者:JO実行委員会 名古屋大輔
●大会を支える競技役員の活動について
2026年3月26日(木)から30日(月)までの5日間(前日練習日を含む)、第48回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 競泳競技が無事に終了した。今大会には、第101回日本選手権水泳競技大会 競泳競技にも出場したトップレベルの選手たちも参加し、熱戦が繰り広げられた。
今回は、この大規模な大会を裏側で支える「競技役員」にスポットを当てて紹介する。今大会は公益財団法人日本水泳連盟からの派遣役員をはじめ、各都道府県連盟の協力のもと、3,500人弱の参加者を迎える運営が行われた。役員の多くはボランティアとして活動しており、その役割は大きく分けて2つある。
1.会場係:選手や保護者を支える「運営の要」
会場係は、選手や応援に来られる保護者の方々と接する機会が最も多い役割である。主な業務は以下のとおり。
•ADコントロール・巡回:適切な入場管理や控え場所の見回りを行う。1日の歩数が2万歩を超えることもある重労働だ。
•案内・配布:入場時のADカード掲示の呼びかけや、記念品の配布を担当する。
•表彰:栄誉を称える表彰式の進行もサポートしている。
2.競技役員:プールサイドでレースを支える「審判・進行」
プールサイドでは、競技の公平性と円滑な進行を守るスペシャリストたちが活動している。
•招集員:レース数前から選手が揃っているか確認し、水着のチェックなどを行う。
•折り返し観察員:各レーンの端で、ターンの動作やタッチが正しく行われているかを監視する。
•通告員:会場全体に選手名や所属をアナウンスし、大会の雰囲気を盛り上げる。
•審判長:ホイッスルで合図を出し、世界水泳連盟(World Aquatics)のルールに基づき競技を厳正にジャッジする。
•出発合図員:掛け声とピストルの光・音で、レースを正確にスタートさせる。
•泳法観察員:レース中の選手と並走しながら、泳法違反がないかを確認する。
•機械審判員:ライトタッチなどの際に、正式なタイムが計測されているかをシステム面で確認する。
•カゴ隊(学生委員会):決勝競技において、選手の荷物を移動させるサポート業務を担う。
●今後の展望と課題
競技役員の仕事は多岐に渡り、朝の駐停車整理などもその一つである。今大会では駐車場の利用に関して近隣の方々にご不便をおかけした場面もあった。今回の経験を反省材料とし、夏季大会からはさらなる工夫を凝らし、地域と共存できる大会運営を目指す所存である。
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