【OWS】男子は辻森、女子は朝倉が接戦を制して優勝を果たす(第102回日本学生選手権水泳競技大会)
大会HP & result:https://aquatics.or.jp/tournament/58179/
館山市・北条海岸で行われた、第102回日本学生選手権水泳競技大会、通称インカレのOWS競技。今年も激しいチーム総合順位争いが繰り広げられ、見応え十分なレースが続く。
初日は男女の10km。
スタートして先行したのは、大会3連覇を狙う高木陸(近畿大学)。一人飛び出し、連覇への並々ならぬ思いが伺えた。しかし、それを冷静に見極め、自分のレース展開に持ち込もうとした選手がいた。昨年は高木に敗れ、2位に甘んじた辻森魁人(日本大学)である。1周目こそ高木に先を行かせたが、2周目には並びかけ、その後は二人で並んだままレースを展開。3番手は仲光陸遥(法政大学)だったが、辻森、高木からは大きく遅れる。
高木、辻森がスパートをかけたのは、残り2周になったところ。スピードが上がり、3位以下を一気に引き離す。そのままふたりが並んだままで接戦となるかと思われたが、徐々に辻森が前に出る。高木は遅れた。食らいつきたいが、辻森のスピードは衰えず、少しずつ高木が遅れ始めた。最後の直線、気を抜かない辻森は、さらにキックを入れてスパート。最後は独泳でフィニッシュし、2時間03分11秒8で優勝。昨年の雪辱を果たした。高木は辻森から遅れること21秒の2位となった。
女子10kmは朝倉茉咲(東海大学)が先行。といっても、すぐ横には中京大学の小島光丘がピタリと食らいつき、そのすぐ後ろに梶本幸花(同志社大学)と、競泳のバタフライで代表を勝ち取った奥園心咲(立命館大学)が続く展開に。給水のタイミングもあり、3周目には小島がトップに。ただ、朝倉、梶本、奥園もほぼ差は変わらず。
レースが動いたのは、4周目中盤を終えてから。快調に飛ばす小島がトップを守る中、朝倉、梶本、奥園が大きく遅れた。一時は1分近くもの差をつけられてしまう。だが、ここからだった。朝倉が猛追を始めたのである。独泳のままで小島が逃げ切ると思われた矢先、7周目を終えた時点で、その差は34秒。6周目では55秒あった差を一気に詰めてきた。そのまま最終周回。少しずつ小島に迫る朝倉は、とうとう追いついて並びかけると、そのまま一気に抜き去る。勢いは朝倉にあった。最後まで粘る小島だったが、勢いに乗った朝倉は小島を引き離す。結果、小島に7秒の差を付けて、朝倉が2時間13分58秒3で優勝を勝ち取る。小島は7秒差の2位、梶本が3位に入り、奥園は4番となった。
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