2026.10.31

REPORT

【競泳】小堀が800m自由形で大会新記録を更新して優勝(第9回日本社会人選手権水泳競技大会)

女子800m自由形

女子200m背泳ぎ

女子4×100mフリーリレー

女子50mバタフライ

女子50m自由形

女子50m背泳ぎ

女子100m平泳ぎ

女子200mバタフライ

女子200m自由形

女子400m個人メドレー

男子4×100mフリーリレー

男子50mバタフライ

男子50m自由形

男子50m背泳ぎ

男子100m平泳ぎ

男子200mバタフライ

男子200m自由形

男子200m背泳ぎ

男子400m個人メドレー

男子1500m自由形

大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/57942/
SEIKOリザルト:https://swim.seiko.co.jp/index.html
LIVE配信(予選・決勝):https://www.youtube.com/@JAQUA1924

9回目を迎えた、会社の名を背負い、会社のために戦い抜く社会人選手たちの対抗戦である、日本社会人選手権水泳競技大会。宮崎県初となる屋内公認50mプールとして昨年4月にオープンし、来年の『日本のひなた宮崎国スポ・障スポ』の会場にもなるパーソルアクアパーク宮崎で開幕を迎えた。

最初の決勝種目は、女子800m自由形のタイムレース決勝。長くこの種目を牽引し続けている小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)が、全く他を寄せつけない泳ぎを見せ、8分38秒54の大会新記録で優勝を果たす。

小堀は女子200m背泳ぎにも出場。こちらもスタートから一気に抜け出し、大きな差を広げた小堀が圧勝。2分12秒71で優勝して1日目で2冠を達成。

男子1500m自由形のタイムレース決勝では、吉田惇哉(Athlifes)と坂下拓己(相模原市水泳協会)のふたりが抜け出しつつ、少しずつ坂下が吉田との差を広げていく展開。食らいつきたい吉田ではあったが、その差は大きくなっていく。結果、序盤からリードを守り続けた坂下が15分52秒47で優勝を果たした。

続く女子200m自由形では、5レーンの船越彩椰(JFE京浜)が好スタートを切ってリードを奪う。それを追いかける清水華(アクラブ調布)は身体半分程度の差で続く。150mのターンで清水が差を詰めると、ラストスパートで清水が船越を逆転。2分05秒34で優勝を果たし、船越は2分05秒55の2位となった。

男子200m自由形決勝は、日本代表経験者が多く揃う見応えのあるレースに。そのなかでやはり絶対的な強さを見せたのが松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS)。100mを52秒16で折り返し、2位以下に身体ひとつ分のリードを奪うと、その差を維持したままでフィニッシュ。1分49秒07で優勝を飾った。2位は1分50秒04で眞野秀成(セントラルスポーツ)、原空輝(加藤商会)が1分50秒20で3位に入った。

女子50m背泳ぎでは、ベテラン高橋美紀(林テレンプ)が力を見せ、横一線の展開から後半に頭ひとつ抜け出して28秒66で優勝を飾る。

男子の50m背泳ぎ決勝は、アジア競技大会代表の三浦玲央(自衛隊体育学校)を抑え、古賀淳也(スウィンSS/城北SS)が25秒50で優勝。2位の三浦との差は100分の1秒。まさにタッチ差の接戦を技術で制した。

女子50mバタフライの決勝は、女子50m背泳ぎを3位でフィニッシュした直後のレースではあったが、松本信歩(あいおいニッセイ)がスタートから抜け出して27秒53で優勝を勝ち取る。

男子50mバタフライは、安江貴哉(新東工業東京)が頭ひとつ抜け出し、その差を保った23秒43でフィニッシュして優勝を果たした。

女子400m個人メドレー決勝は石原愛依(水の寺子屋)がバタフライから他を引き離す。その後も全く危なげないレースを見せ、石原が4分53秒01で優勝を飾った。

男子400m個人メドレーは、選手紹介後に自レーンまで軽く走りながら入場するいつものルーティンをこなす井狩裕貴(近大クラブ)が、背泳ぎに入って一気に差を広げる。そのまま他を寄せつけない泳ぎを見せた井狩が、2位以下に大差をつけて4分20秒24で優勝を果たす。

男子200m背泳ぎ決勝は、アジア競技大会で逆転優勝を飾り金メダルを勝ち取った西小野皓大(新東工業愛知)がスタートから抜け出す。2番手には栁川大樹(MEIGI)が続く。150mのターンの時点で、西小野が栁川に身体2つ分ほどの差をつける。ラストスパート、得意のバサロから浮き上がったところで、栁川に対してさらに差をつけてフィニッシュ。1分58秒18で西小野が優勝。栁川は2分01秒48の2位となった。

女子200mバタフライでは、先日の日本選手権(25m)でも強さを見せた牧野紘子(あいおいニッセイ)が前半からリード。小気味良いテンポで1分00秒64で100mを折り返すと、後半もさらにテンポを上げるようにして2位以下との差を広げていき、2分10秒00でこの種目を制した。

男子200mバタフライは予選から2分00秒台をマークし、余裕を持ってトップ通過を果たしていた寺門弦輝(セントラルスポーツ)が、決勝レースでも他を圧倒。1分56秒80でこの種目で優勝を飾った。

女子50m自由形は、松本や高橋といったスプリントに定評のある選手たちを抑え、予選トップで通過した久保田梨琉(宮崎県スポーツ協会)が、地元の声援の後押しを受けて25秒58で優勝を果たす。スタートから飛び出した松本、高橋を最後に逆転しての勝利だった。

男子50m自由形決勝は、スタートが得意な松井浩亮(麗水会)が一歩リードするものの、25mを過ぎてから伸びてきた8レーン、川崎駿(JFE京浜)が22秒24で優勝を勝ち取った。

女子100m平泳ぎは、前半を鈴木莉子(ビート守山)がトップで折り返す。僅差で続く黒部和花(宮崎県スポーツ協会)が、後半に盛り返して並びかけ、ラスト15mで逆転。頭ひとつのリードを奪った黒部が1分10秒49で、同じ宮崎県スポーツ協会所属の久保田に続く優勝を果たした。後半も粘りを見せた鈴木は、1分10秒77の2位となった。

男子100m平泳ぎは深沢大和(東急/TSSあざみ野)と根本大雅(MED Com)が28秒44の同タイムで50mを折り返す。接戦となったこのレース、後半に強さを見せた深沢が最後に頭ひとつ抜け出して1分00秒60で優勝。根本は1分00秒90の2位に入った。

女子4×100mフリーリレーは200mバタフライを制した牧野、第一線は退いたものの社会人選手権には出場し続けている青木智美、そして小堀、松本の4人で臨んだあいおいニッセイが、まさに言葉通りに全く他を寄せつけない、圧倒的な強さを披露。大会記録にはわずかに届かず、アンカーの松本も苦笑いを見せたものの、3分49秒91で優勝を飾った。

男子4×100mフリーリレーは、ミツウロコの齊藤凌に松元、溝畑樹蘭、そして荻野剛の4人が気合い十分な表情で入場。第2泳者の松元で一気にトップに立ったミツウロコは、そのリードを最後まで守り切り、3分20秒59で優勝を果たした。

バックナンバーはこちら