【#競泳】成田が200m個人メドレー5位、平井は100mバタフライで7位に(世界水泳選手権2025/シンガポール)
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世界水泳選手権2025/シンガポールの大会2日目。この日の決勝種目に平井瑞希と成田実生が挑む。
女子100mバタフライ決勝。「前半を26秒2くらいで楽に速く入って、ラスト25mで勝負してというイメージ」で臨んだ平井。小気味よいテンポで前半を折り返すと、ターン後のドルフィンキックでしっかり15m潜って勝負を仕掛けるも思うように伸びず。56秒83の7位入賞となった。

「後半の浮き上がりのミスなどもあり最後失速してしまいました。ただ、まだ個人も1種目、リレーもありますので切り替えて頑張りたいと思います」(平井)
100mバタフライの優勝はアメリカのグレッチェン・ウォルシュ。54秒73のサラ・ショーストロム(スウェーデン)が持つ大会記録を更新した。
女子200m個人メドレー決勝には「世界のトップに食らいつきたい」と成田実生が出場。しかしながら、前半の100mを記録的にはほぼ自己ベストを変わらないペースながら8番手で折り返す。ここから平泳ぎで6位に浮上。最後の自由形で横一線の3番手争いに加わるもあと一歩届かなかったが、2分09秒58で自身最高順位となる5位で入賞を果たした。

「2分09秒台で泳ぐ力は確実についていると感じていますが、メダルに届かなかったのは悔しい気持ちです。もっと競えたんじゃないかと思うところもあります。ただ、200mで戦えたのは収穫だったので、これを糧にして次のレースに生かしていきたいと思います」(成田)
優勝はスタートから抜け出したサマー・マッキントッシュ(カナダ)で2分06秒69。2位は2分08秒58でアメリカのアレックス・ウォルシュが、3位にはカナダのメアリーソフィー・ハービーが2分09秒15で入った。
女子100m平泳ぎの準決勝は、鈴木聡美が前半を30秒73の2位で折り返すと、一度は4番手まで順位を落とすも最後に盛り返して1分06秒12の組2位でフィニッシュ。全体の6位で決勝進出を果たした。

「タイムが予選と変わらなかったので若干の悔しさはありますが、決勝に進むことができたので、あと1本、ポジティブな気持ちで臨んで1分05秒台を狙いたいと思います」(鈴木)
男子200m自由形の準決勝。予選を5位で通過した村佐達也は、隣を泳ぐダビド・ポポビッチ(ルーマニア)と並んで前半を折り返すと、「ここでプッシュした」と150mでトップに立つ。ラスト50mでの競り合いではポポビッチに遅れを取ったものの、1分45秒39の組2位でフィニッシュ。全体6位で決勝進出を決めた。

「やはり初めての準決勝だったので少し不安もありましたが、スタートや入場の際に日本チームのみんなが手を取ってくれて少しホッとして、そのあとにプールを見たときに「絶対いける」と感じました。決勝はラスト50mがポイントになると思います」(村佐)
男子100m平泳ぎは、一度は準決勝で失格となったニコロ・マルチネンギ(イタリア)がスタートから飛び出して先行し、それを落ち着いて追いかける覃海洋(中国)という展開に。ラスト15m、一気に追い上げてきた覃が逆転して58秒23で優勝。マルチネンギは58秒58の2位、3位にはデニス・ペトラショフ(キルギス)が58秒88で入った。

男子50mバタフライはスタートしてノエ・ポンティ(スイス)が頭ひとつ抜け出すも、最後の5mで並んだマキシム・グルセ(フランス)がタッチ差で逆転勝利。22秒48で優勝し、ポンティは22秒51の2位、3位にはトーマス・チェッコン(イタリア)が7レーンから22秒67で入った。
