2025.11.01 競泳

【#競泳】女子はあいおいニッセイが初日行われた10種目のうち9種目を制覇(第8回日本社会人選手権水泳競技大会)

日本水泳連盟大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/50844/
SEIKOリザルト:https://swim.seiko.co.jp/index.html
日本水泳連盟公式チャンネル(予選決勝LIVE配信):https://www.youtube.com/@JAQUA1924

日本社会人選手権水泳競技大会となって8回目。社会人チームの日本一を決める本大会は、三重県・三重交通G スポーツの杜 鈴鹿で開幕を迎える。

初日は新記録が2つ。ひとつは男子200mバタフライ、もうひとつは女子4×100mフリーリレーであった。

男子200mバタフライ。世界水泳選手権代表の寺門弦輝(セントラルスポーツ)に、寺田拓未(ミツウロコ)、森本哲平(NOK)といった国際大会経験者が中心となってレースが展開。そのなかで、寺門が頭ひとつ抜けていた。100mの折り返しの時点で、2位以下に1秒以上の差を付け、54秒74でターン。小君良いテンポは最後まで変わらず、オフシーズン開けとは思えない泳ぎを見せて1分55秒66で優勝。寺田が保持していた大会記録を更新する好タイムだった。

@JAQUA / SHINICHI ISHIDA

女子4×100mフリーリレーの大会新記録を樹立したのは、あいおいニッセイ。初日に行われた個人競技9種目のうち、なんと8種目を制したあいおいニッセイが、リレーでもその強さを発揮。第1泳者の牧野紘子は56秒11で一気に独泳状態に持ちこみ、それを第2泳者の青木智美が引き継ぐ。第3泳者の松本信歩、アンカーの小堀倭加と、世界レベルの泳ぎを見せ、3分49秒47でフィニッシュ。2年前に樹立した大会記録を0秒47更新する大会新記録で優勝を飾った。

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男子1500m自由形では尾﨑健太(セントラルスポーツ)と古畑海生(佐藤製薬)が終始横並びでレースを展開。最後までどちらが勝つか分からないなか、ラスト15mでスッと頭ひとつ抜け出したのが、尾崎だった。優勝した尾崎の記録は15分30秒19。2位の古畑は15分30秒64と僅差であった。

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男子50mバタフライは、田中優弥(スウィンSS/イナホスポーツ)が、大会記録にあと100分の3秒にまで迫る23秒44の好記録で優勝を果たす。男子50m自由形では、日本記録保持者の松本周也(ヒマワリネットワーク)が22秒38で、世界水泳選手権代表の難波暉(新東工業愛知/四日市SC)を抑えて優勝を飾った。

@JAQUA / SHINICHI ISHIDA
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女子は小堀がまず女子200m自由形を2分01秒59で優勝すると、小堀は400m個人メドレーも4分45秒04で制し、さらに200m背泳ぎも2分14秒84で優勝して初日で個人3冠を達成。

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チームメイトの松本は女子50m背泳ぎを29秒09、女子50mバタフライを27秒03、さらに女子50m自由形でも25秒37で優勝を果たし、こちらは50m種目3つを制覇。

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負けじと気を吐いたのは牧野。こちらは女子200mバタフライを2分10秒36で制すると、女子100m平泳ぎも1分08秒22で優勝し、牧野は初日で2冠を達成するなど、あいおいニッセイが強さを見せつけた。

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