【#競泳】JFE京浜が男子総合優勝を奪還、女子はあいおいニッセイが初制覇(第8回日本社会人選手権水泳競技大会)
日本水泳連盟大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/50844/
SEIKOリザルト:https://swim.seiko.co.jp/index.html
日本水泳連盟公式チャンネル(予選決勝LIVE配信):https://www.youtube.com/@JAQUA1924
女子はあいおいニッセイが飛び抜けた強さを、男子は混線の様相を見せていた第8回日本社会人選手権水泳競技大会の初日。団体対抗総合成績の行方も気になる最終日。この日も女子はあいおいニッセイのグリーンが大会を支配し続けた。
女子200m個人メドレーを制したのは、初日の200m自由形と背泳ぎ、400m個人メドレーで優勝した小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)。2分14秒76で金メダルを勝ち取ると、400m自由形も4分14秒06で危なげない勝利を収め、今大会5冠を達成した。

女子100m自由形を松本信歩(あいおいニッセイ/東京ドームS)が56秒21で制すると、女子100m背泳ぎは1分03秒11、女子200m平泳ぎでも逃げ切り勝利で2分33秒33をマーク。松本はなんと2日目も3冠し、結果的に個人6冠という前人未踏の偉業を成し遂げた。

初日は2種目を制していた牧野紘子(あいおいニッセイ)は、女子50m平泳ぎを31秒15で、100mバタフライは58秒45でそれぞれ優勝を果たし、牧野はこれで4冠。

そして、大会最後を締めくくる4×100mメドレーリレーは、小堀、牧野、松本に青木智美を加えた4人で、初日のフリーリレーに続いて4分11秒86の大会新記録で優勝を飾った。

終わって見れば、エントリーがなかった女子800m自由形以外、リレーも含めた17種目で優勝をかっさらったのがあいおいニッセイであった。結果、総合優勝もあいおいニッセイが抜けてトップ。初の栄冠を手にした。
男子の総合優勝争いは、初日トップのJFE京浜を昨年覇者のミツウロコが追う展開。2日目最初の種目であった100m自由形で松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS)が50秒03で優勝して反撃の狼煙を上げる。

男子200m個人メドレーは溝畑樹蘭(ミツウロコ/三菱養和SS)が2分02秒27で制し、さらに最後の4×100mメドレーリレーも川端陸椰、山本聖漣、寺田拓未、そして溝畑の4人で自衛隊体育学校、JFE京浜との接戦を3分38秒35で制して優勝。

総合成績でも追い上げを見せたが、あと一歩届かず。各種目でバランス良く得点を重ねたJFE京浜が、ミツウロコから王座を奪還した。
大会を通して新記録は3。個人種目は男子200mバタフライの寺門弦輝(セントラルスポーツ)が1つ、残りの新記録2つは、女子のフリーリレーとメドレーリレーであいおいニッセイが樹立した。
団体総合成績の結果は以下の通り。
https://aquatics.or.jp/fwp/wp-content/uploads/2025/03/2025社会人選手権_団体対抗_day2.pdf

