第102回日本選手権水泳競技 競泳競技 総評
執筆者:審判長 後藤 直之
ユース五輪(Dakar・Republic of Senegal/11月1日〜6日)、第11回ジュニアパンパシフィック水泳選手権(Vancouver・Canada/8月17日〜20日)の選考を兼ねた第102回日本選手権水泳競技大会 競泳競技が、6月4日~7日、東京アクアティックスセンターで開催された。参加チームは256、参加選手は男子415人、女子305人であった。3月に続いての開催であったが、次年度より4月に戻すこともあり、この時期での開催となった。
競技については、監督者会議で以下のことが確認された。
・国際大会(上記2大会)の選考方法について説明があった。
・2月18日にリリースされたWorld Aquaticsの競泳競技規則改訂の一部を、本競技会でも適用する。
・予選10レーン、B決勝・決勝・タイムレース決勝最終組は8レーンで行い、競技規則第3条6を適用する。
・女子1500m自由形ならびに男子800m自由形はタイムレース決勝とし、最終組は決勝時間に行う。組み替えを行う場合がある。
・1位の選手ならびに指名を受けた選手は、各競技終了後、NHKによるフラッシュインタービューを受ける。
競技の進め方、会場のレイアウト、競技役員の動き等は、ほぼ前回の日本選手権を踏襲して行った。
アジア競技大会を想定して、通告をB決勝から英語で行い、決勝時の紹介は、本人名のみで所属名は省略した。また表彰を原則3種目まとめて、ターンサイドで行うこととした。そのため、泳ぎ終わった1位の選手はフラッシュインタビューを受け、1〜3位の選手はターンサイドに移動し、表彰を受けて、再度スタート側に移動して、ミックスゾーンに入るという動線となった。進行状況で最初に表彰を受ける選手は、まずミックスゾーンに入ってから、表彰場所に移動するという、流れとした。選手動線が長くなることから、選手誘導(メダルハンター)を選手1人につき1人(計9人)配置し、選手の荷物を運び、選手を所定の位置に案内し、1つの表彰が終われば、また次の表彰へ移るといった具合に決勝時間帯は、多少忙しない動きとなった。采配した石田広報委員長に感謝申し上げる。
前回の日本選手権でもChallenge Swim Ceremonyを決勝時間前に行ったが、今回はそれに加えて日本泳法のエキシビションを催した。映像では見たことがあったが、目の前で見たのは初めてで、新鮮であり、素晴らしいものだった。
時期的に、記録に関しては前回には及ばなかったが、学生新が3つ樹立された。
スイムオフは1件であったが、今回も予選最終種目で発生し、昼休みの練習中に時間を決めて実施した。失格は今回も前回同様2件であった。
以下の代表選手が決定した。
ユースオリンピック
男子 1人 女子 1人
ジュニアパンパシフィック選手権
男子 18人 女子 13人
※パンパシフィック水泳選手権2026に3人(うち1人は種目追加)の追加選考があった。
最後に、朝の入場から夜遅くまで、各所でご協力いただいた学生委員会の皆さま、各都道府県競技役員の皆さま、主管の(公財)東京都水泳協会の皆さま、東京アクアティックスセンターの皆さま、スタッフの皆さま、多大な支援をいただいた協賛各社の皆さまに、心より感謝申し上げます。
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