2026.09.13

REPORT

【競泳】神奈川県が総合2連覇を達成、女子総合は東京都が優勝を勝ち取った(第80回国民スポーツ大会)

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11日に開幕した『青の煌めきあおもり国スポ2026』の競泳競技も最終日を迎え、都道府県別得点争いにも決着がついた。また、1、2日目にも新記録が飛び出したが、最終日にもハイレベルな記録が誕生した。

少年A男子400m自由形。2日目の400m個人メドレーでは自己記録を更新して大会新記録。この種目では、さらにそれを上回る新記録を樹立した。スタートして50mの折り返しの時点で、すでに2位以下に1秒の差を付ける。ターンするごとに差は大きくなっていき、気づけばまさに独泳状態。ラスト100mを知らせる鐘が鳴り響く中、沼田はさらにスパート。大歓声のなか、3分45秒03の日本高校新記録、大会新記録を樹立して1位に輝いた。

少年B男子400m自由形は、平山悠(神奈川県)が先行するも、ラスト50mで中学3年生の近藤俊太(東京都)が逆転。3分54秒74で1位を勝ち取る。

少年共通で行われる女子400m自由形決勝。こちらは最初の100mで1分を切って入った谷本美乃(大阪府)が、最後までそのリードを守って4分11秒99で1位となった。

少年B女子100m平泳ぎは、前半をひとり32秒台で折り返した寺本莉彩(大阪府)が、大会記録にわずか0秒28に迫る1分08秒49で1位を獲得。

少年B男子100m平泳ぎでも惜しくも大会記録更新はならなかったものの、山﨑隼翔(神奈川県)が1分00秒33と、従来の記録に100分の4秒に迫る素晴らしい泳ぎで1位を勝ち取った。

少年A女子50m自由形は、後半にスッと抜け出してきた平良吏美華(沖縄県)が25秒43で1位に。同区分の男子50m自由形は、こちらも大会記録に100分の8秒にまで迫る、22秒60で山宮ヒュウゴ(愛知県)が1位を獲得した。

接戦となった成年女子50m自由形は、タッチ差で久保田梨琉(宮崎県)が25秒15の自己ベストで1位。2位には神野ゆめ(愛知県)と榎本裕月(和歌山県)が25秒25の同着で入った。

成年男子50m自由形では、25mを過ぎたあたりから抜け出した中尾駿一(宮崎県)が22秒17で1位を獲得。女子と合わせて宮崎県が勝利を収めた。

少年B女子200m個人メドレーは、ワーナー恵来マリー(東京都)と一尾彩央依(三重県)のふたりが並んでレースを展開。勝負が動いたのは最後の自由形で、勝利したのは一尾。2分14秒34で1位。ワーナーは2分14秒78の2位となった。

少年B男子200m個人メドレーの決勝は、神奈川県の平山が前半を55秒57で折り返す積極性を見せる。平泳ぎ、自由形と苦しいところでも粘りを見せ、最後はノーブレスでフィニッシュ。大会記録には100分の1秒届かず悔しそうな表情は見せたが、記録は1分59秒27の好タイムで1位となった。

少年A女子4×100mメドレーリレーは、まず埼玉県の笠原未咲が1分01秒59で先行。平泳ぎに入ると、神奈川県の石川真菜が1分07秒12というラップタイムで逆転。この時点で2秒近く差を付けられていた東京都だったが、第3泳者のバタフライで石塚宇海が後半の強さを発揮。58秒85で泳ぎわずかに神奈川県を逆転。最後の自由形の勝負。神奈川県は佐々木悠乃、東京都は藤原洵。頭ひとつ藤原が抜けて最後のターン。後半追い上げたい佐々木だったが、藤原が伸びる。結果、藤原が54秒87という好タイムで泳ぎ、4分04秒97で東京都が1位を勝ち取った。神奈川県は4分05秒61の2位、埼玉県は4分08秒50の3位に入った。

少年A男子4×100mメドレーリレーでは、背泳ぎこそ6番手スタートだった愛知県だが、平泳ぎの野中龍生で一気に逆転してトップに。高校記録を出した沼田がバタフライを担当し、こちらは52秒30の好タイム。そしてアンカーの松山育が49秒32で泳ぎ切り3分38秒54で1位に輝いた。

成年女子4×100mメドレーリレーは、東京都と神奈川県が最後まで接戦を繰り広げる。第1泳者は東京都の澤響花が1分01秒29で、第2泳者の牧野紘子が1分07秒82で繋ぎトップをキープ。続くバタフライでは、神奈川県の古賀華泳が59秒01で引き継ぎ東京都を逆転。だが、東京都のアンカー田村真優が神奈川県の亀井彩華を上回る泳ぎを見せ、4分04秒31で東京都が逆転で1位、神奈川県は4分04秒54の2位となった。

あおもり国スポを締めくくるのは、成年男子4×100mメドレーリレー。同じ成年女子の活躍に刺激を受けたか、男子も東京都が強さを見せる。塩田直也が54秒52、谷口卓が59秒08で続き、成嶋義徳が51秒10、そしてアンカーの関海哉が48秒78でフィニッシュし、3分33秒48で1位を勝ち取った。

競泳競技では、3日間で日本学生新記録が2、日本高校新記録が1、大会新記録が7の合計10の新記録が誕生した。

これで水泳競技がすべて終了。水泳競技の男女総合得点(天皇杯)では神奈川県が昨年に続いて優勝して2連覇を達成。女子総合(皇后杯)は東京都が優勝を果たした。

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