REPORT
【水球】四日市中央工業が5年ぶり高校水球の頂点に立つ(第92回日本高等学校選手権水泳競技大会)
大会HP:https://aquatics.or.jp/tournament/58640/
令和8年度全国高等学校総合体育大会水泳競技大会:https://www.koukousoutai.com/2026soutai/
リザルト:https://kirokukensaku.net/0IH26/discipline_330_20260818.html
インフロニア草津アクアティクスセンターで行われていた、第92回日本高等学校選手権水泳競技大会 水球競技の最終日。金沢市立工業対大垣東の3位決定戦と、5年ぶりの優勝を狙う四日市中央工業と、2015年ぶりとなる制覇を目論む埼玉栄の決勝戦が行われた。
先に行われたのは、3位決定戦。第1ピリオドから試合を優位に進めたのは、金沢市立工業。大垣東の攻撃をよくしのいだ金沢市立工業。大垣東はシュートがゴールポストに阻まれるなどもあり、得点を奪えない。反対に、金沢市立工業が3点を獲得し、3対0で第1ピリオドを終える。第2ピリオドはお互いに4点ずつ追加して、金沢市立工業の3点のリードは変わらず。大垣東が攻勢に出たのは、後半第3ピリオドから。要所で連続得点を加えていく大垣東が、徐々に金沢市立工業との差を詰めていく。そして、3分30秒が過ぎたところで放った8番浅井一真のミドルシュートが決まりとうとう7対7の同点に。ただ、金沢市立工業も5番角尾斗也がパワープレーでゴールを奪いすぐに勝ち越す。だが、大垣東はここから連続得点でこの試合初のリードを奪う。その後はそれぞれ2点ずつ加え、10対10の同点で最終ピリオドへ。
第4ピリオド開始早々、大垣東が11点目を加える。VARチャレンジもあり試合が止まった直後、大垣東がパワーで押し込んで12点目。さらに5番野村倫太郎がゴール前で素晴らしいキープ力を見せてねじ込み13点目を獲得。さらにもう1点追加して一気に4点のリードを奪った大垣東。金沢市立工業は2番前田侑大のゴールで何とかこの流れを断ち切ったかに見えたが、大垣東は止まらない。連続得点を奪いたい金沢市立工業だったが、それを大垣東が許さない。最後はお互いに点を奪い合い、試合終了。金沢市立工業が14点、大垣東が19点で勝利し、今大会3位を獲得した。
多くのシュート、多くのゴールが生まれた3位決定戦とは打って変わって、ロースコアゲームとなったのが、四日市中央工業対埼玉栄による決勝戦。先制したのは埼玉栄。5番の池田大空が1対1で確実にゴールを決めてゲームを動かす。四日市中央工業は、ループシュートからこぼれ球を5番岩本爽甫が押し込んで同点に。さらに四日市中央工業の主将の山内康平が2点目を決めて1点のリードで第1ピリオドを終了。
第2ピリオドは反対に埼玉栄が2点を獲り、四日市中央工業の得点は1に抑えられてしまい、前半は3対3の同点で折り返す。
そして、3位決定戦同様試合が動いたのは、やはり第3ピリオドであった。先に4点目を奪ったのは四日市中央工業。埼玉栄の6番狩野一勘がゴール前でキープして押し込み同点。しかし、すぐに山内が5点目を挙げると、パワープレーで1年生の森湊祐が6点目。埼玉栄も負けじと5点目を奪うと、パワープレーから狩野が同点ゴールを決める。前半とは様子が一変し、点の奪い合いとなった後半第3ピリオド。7点目を先に四日市中央工業が奪うと、速いチェックで埼玉栄にボールをゴール前に運ばせない。そうして埼玉栄のチャンスを潰しつつ、自分たちのチャンスは逃さない。3連続得点を挙げ、点差を一気に3に広げる。第3ピリオド終了直前、埼玉栄はペナルティシュートのチャンスを得たが、ゴールキーパーの木内柊真がガッチリセーブ。3点差で最終ピリオドへ。
早めの主導権を握りたい埼玉栄。焦りが出たか、なかなかチャンスを生かせない。反対に四日市中央工業の岩本がカットインからシュートを決めて、埼玉栄との点差を4に広げる10点目を挙げる。埼玉栄も粘りの7点目を挙げるが、四日市中央工業の鈴木渚翔のシュートで再び4点差に。埼玉栄も最後まで諦めない。積極的に四日市中央工業のゴールに襲いかかるも、4点が遠い。結果、12対8で四日市中央工業が埼玉栄を下し、5年ぶり2回目の優勝を果たした。埼玉栄は悔しい3年連続の2位という結果となった。
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